十レースは寺崎浩平の後ろを南修二と佐々木眞也で競った。寺崎は「無情」の七番手捲り。南が競り勝ったけどついては行けない。二人はなぜか四角を回ったあたりでまたバッティングしてばちばちやり合ったが、どこまで行っても南の勝ちだった。
十一レースは中団をめぐって山口拳矢と町田太我で押し合いへし合いやった。外の山口が寄せる。内の町田が放る。派手に競り合ったが、どこまで行っても山口の勝ちだった。
決勝の犬伏湧也は鬼の引っ張り役だった。打鐘から出来うるかぎり中バンクを使ってメイチ踏み上げた。終審すぎに四国三人で出っきると、早くも二角から石原颯-松本貴治で発進した。番手捲りというより先頭交代に近かった。任務完了とばかりに犬伏は内をずるずる下がってゆき、自分がつぶしたはずの木村皆斗にまで抜かれてしまった。えげつないほどの二段駆けゆえどこまで行っても石原-松本であった。
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