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なんと古性と脇本が並びを変えてきた~ウィナーズカップ優勝戦

2023/03/20 18:38 閲覧数(365)
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 準決の一発目――古性優作が一気に捲った。楽な展開には見えないが何事もなかったように捲った、ビュンという音とガツンという音の混じったサウンドが聞こえてくる(実際はテレビを消音にしているのであくまで独善の幻聴です)捲りだった。質量ともにじゃないな、速さと重さを伴った捲りとでも言っておこうか。
 新田祐大はあいかわらず内側がお好き? 守澤太志もマークするのに苦心することだろう。ともかく二人でしっかり乗ってまずはめでたし。
 準決の二発目――キョウヘイ、ヨウヘイの順で入ったと記せばツマランと返されるか、もしくはふざけるなと怒られるか。新山響平はじってしていたら山田庸平の捲りに乗っていた。恵まれとは言わないけれども……。本人はもちろんうれしかろうが、一番よろこんだのは観戦していた新田祐大かもしれないね。
 松浦悠士と山田庸平の表裏を買っていたから、初手の松浦-山田の並びに、そのままでいいぞ山田、犬伏湧也-松浦の三番手ではなく、松浦マークだと自分に言い聞かせてそのままそのままとテレビ画面を通して念を送った。が、拒否された。そして愚生の言うことなど聞かなくて大正解だった。タテ・ヨコ・斜め――かっこいい競輪だった。松浦も犬伏不発のピンチをよくぞしのいだ。
 準決の三発目――嘉永泰斗が素晴らしい競輪を見せてくれた。前に出てピッチを上げ気味に、吉田有希の逃げに注文をつけた、結果吉田はオーバーペースの逃げを強いられる、そして嘉永は勇気を持って先捲りを打ったのだから偉い。満点の内容だった。福田知也と脇本雄太は大量落車に巻きこまれずただただ幸運だった。
《ウィナーズカップ優勝戦》古性優作-脇本雄太の並びかあ……これだから競輪は面白い。がぜん車券の食欲がわいてきた。やっぱり新山響平-新田祐大-守澤太志のブン回しなのかしら? 古性は常と同じでしっかり位置を取っての捲りなんだろうけど、脇本が後ろということは「そうじゃない」競輪も考えられる。「道中でからまれたら脇本大丈夫?」と問われたとしたら「大丈夫。脇本は競ったって強いと思うよ。あれだけの脚があるのだから」と答えよう。嘉永泰斗と山田庸平はどっちもわくわくさせる自在屋だ。頭脳派の極北である松浦悠士はどう走るのだろう。なんだかまるきり的を得ない「牛歩戦術」みたいになってきたので結論をば――。
 脇本から古性じゃない車券を買います。①②、①④、①⑦、①⑨を均等に。

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