売り出し側の思惑とは逆に、シングル盤のA面ではなくB面がヒットした例はすくなくない。三本立ての日活ロマンポルノでも、メインの作品は駄作、しかし、いかにも低予算の二本目、Bプログラムが佳作だったりすることがあった。
取手全日本選抜競輪・準決勝・第十二競走の、
【A面】たとえあり得ない状況であっても、それが馬鹿げた車券だったとしても、平原康多と武田豊樹が並べば、ズブズブ車券を無視は出来ない俺だ。⑤⑥の二車単。
【B面】引っ張り覚悟の郡司浩平は凄まじいが、まだ強い意志で競走を動かすという印象は薄い。原田研太朗がどんなに強くっとも、俺にはまだまだ「展開待ちの捲り一発」選手だ。やることは一つの脇本雄太―金子貴志がドンと出て、明確な考えで競輪をする平原康多-武田豊樹が「そこ」を追っている。単純にすぎる展開で一点、何を買うかと問われれば、②⑦⑤の三連単と答えます。
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