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競輪をやめられない理由

2022/12/19 19:32 閲覧数(733)
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 毎日全国の競輪のレース映像をチェックするほど勤勉ではない。
 それでもS級戦はもれなく見ている、ということでもない。
 まったく怠け者の私だが、毎日翌日に買う車券を幾つか考えるのが日課で、それが生業の一部分にもなっている。
 あまりに長い間やっているから、その時々の車券に対する佇まいというか思考回路ですこしだけ自分の状態を察せられるようになった。と書けば笑われるだけか。
 古い頭には読者を出し抜けるようなアイデアは枯渇しており、毎度毎度粗末な机の引き出しから出がらしの思いつきを使い廻して「ああでもないこうでもない」を繰り返している。
 成田和也の優勝で今日閉幕した立川FⅠ開催の初日(おととい十七日)、「山崎芳仁、武田豊樹、成田和也の88期のスターが揃った。この三人で合計いくつのタイトルをとったことだろう。展開など考えず……」と88期ボックス車券を買いたい旨の原稿を書いていたのだが、あるわけないかぁと途中でぼつにした。結果はやっぱりなかった。
 そして二日後の今日の決勝。「森田優弥も山口拳矢も獲りにゆく競輪だから、それぞれのマークは軽視、筋違いでも両者の表裏から」と別紙に載せた。結果は一着成田和也、二着山崎芳仁、三着武田豊樹。山口は道中で森田に思いっきり放り上げられ気づいてみたら裸逃げ、暴れた森田は車体故障且つ失格の憂き目に遭った。
 ああ、88期の三人じゃないか。忘れていたわけじゃないが、想い出しもしなかったくせに、なぜか取りはぐった気分がおこるのはもはや病気に近い。
 今日の向日町FⅠ初日の特選競走は神山拓也、眞杉匠、村上博幸の順で入って三連単1,890円だった。どこからでも逃げちゃう眞杉だ。栃木-栃木なら尚のことで表裏。三着には問答無用で村上博幸は据える。
 終わったらどれも取れた・買えたと尾を引くのも、競輪をやめられない理由のひとつだろう。

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