大津競輪場では毎年,高松宮記念杯競輪が開催されていた。毎年ではないが少なくとも15回以上は詰めた記憶がある。競輪場の近くの雄琴温泉に泊まり,日本有数の怪しげなお風呂屋さんの群れを横目に,1レース脚見せ前には入場して,モーニングコーヒー代わりのビールを飲んで目を覚まして,気合を入れた。
昼時には,昭和の闇市のような大食堂のひざ下まである風よけのビニールの暖簾をかき分け,黄色いカツカレーを毎回食べた。おいしくはないのだが,子供のころを思い出す懐かしい味がした。
負けた記憶は鮮明にあるが,勝った記憶はない。ただ不思議と開催中に少なくとも一度は雨が降った。毎年,梅雨時に開催しているのだから当たり前と言えば当たり前なのだが。正門を出て2,3分も歩けば琵琶湖が見えた。こんな遠くまで来て,打ちひしがれて見る雨の琵琶湖は,昭和演歌に出てきそうなほど悲壮感があった。
来月は地元の名古屋で宮杯が開催される。春先の名古屋ダービーの最終日にはもうここには二度と足を踏み入れないと誓ったが,何となく今はもう名古屋競輪場が懐かしくて仕方ない。
でも大津競輪場での雨の宮杯はもっと懐かしい。
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雨の宮杯
2016/05/10 19:35 閲覧数(524)コメント(0)

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