七月十八日、午後五時ちょっと前の江戸川競艇場だ。俺の競艇の師匠某から教わった最終競走の目四点のなかに「平田さやか-中村桃佳」があり、舟券収支をプラスに戻した俺は、機嫌良く「船堀・西葛西行き」の車内に立っていた。ふと車窓から並列のバスに乗りこもうとする男女に知った顔が――。加瀬加奈子だった。オール女子の開催だったからイベントの出演か何かだったのだろうか。一瞬ハイヤーぐらい呼んでやれよとも思ったが、無料バスのステップを昇る加瀬女史は妙に頼もしく、凛々しくも見えた。
昔、内田裕也がどこかの雑誌で映画製作の現場の厳しさを喋っていた。――俺は控室などなくても大丈夫。どこかの芸能人とは違う。ロケ・バスのなかで着替えようが、手弁当だろうが。ロックンローラーなんだから。サワダ(沢田研二)だってヤザワ(矢沢永吉)だっておなじだと思うよ。ロックの世界の奴なら――。
無料バスの加瀬加奈子が素敵だった。
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