そのまま右に二回転の指示に左右がわからなくなったり、検査台が下降するので内側から棒を持ちなさいといわれたのに守れず、往年の人気番組「アップダウン・クイズ」状態に耐えたり、年に一度の胃のバリウム検査は俺にとって難儀である(ちなみにヘッドフォンから流れる微細音に手元のボタンで反応する聴力検査だけは妙に楽しい)。そして情けないことに当日翌日とかならず、脇腹と背筋が痛くなる。競輪新聞の事故報告風なら「右脇腹痛、背筋痛、練習0日」であるが、何とか適当に仕事は片づけられる。
ま、俺ごときの「事故」などは世間様に一ミリの影響も及ばさないが、競輪選手の事故は悩みどころだろう。鎖骨骨折、肋骨骨折はまず買わないが、腰痛、腰痛症、擦過傷、打撲等々らの選手をすべて買わないというわけにもいかない。それよりなにより、しっかり治して復帰する選手も居れば、まだまだなのにともかく仕事という選手も居るはずで、その見極めはむずかしい。見送ったら簡単に勝たれちゃったり、大丈夫だろうと買ったらぶっちぎれ――には腹も立つが、「背に腹は代えられない」食うための行為を頭から責める資格は俺にはない。
難読難解な漢字が多すぎるとお叱りを受けることもある予想紙の「事故報告」だが、慣れてしまえばあれも「味」、と記したらさらにお叱りは増すだろうか――。ごめんなさい。
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