四番(杉浦侑吾)を降ろして二番(山田久徳)が地元四人の後ろ五番手に位置した時、そりゃそうだ。そこは先行屋には呉れない。と納得しつつ、薄ぼんやりと誤魔化していた不安が疼き始めた。六番(菅原大也)真後ろに山田、気を付けろと念を送った。まだまだ関門が幾つもあるというのに、初周からずっと二番が怖かった。郡司浩平が七番(中野慎詞)を突っ張る時も、三番(鈴木玄人)のカマシに併せる様に番手から松井宏佑が出た時も、松井-和田真久留-菅原-山田で四角を回る時も、とにかく二番車が怖くって仕方なかった。
九-五-六は八百三十円一番人気。安かろうが、出来すぎだろうが、食傷気味だろうが、当り車券にまさる妙薬なしである。
附記。あれだけ恐れた山田は、菅原に一車身二分の一の四着、結果だけ見るに恐がりすぎの私であった。
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