この暑さ・・・

尋常じゃない！！

東北地方の夏祭り期間中、都会からの観光客が、

「涼しいと思ってきたけど、東京と変わらなくてびっくり」

とメディアの取材に答えたりしていたのだけれど、地球温暖化が進んでいるとはいえ、例年であれば、東京より暑くなる事はほとんどない。

今年は異常だ。
どっちが東京かわからない。
都会の暑さを体験する夏となっている・・・。
とりあえず1回、熱中症になりかけました。

実は、最高気温が高いのは、ある程度我慢できる。
だが、最低気温が下がらない、この事実の方がずっとキツイ。
25℃を下回ってくれないと、精神的に堪える。
24℃も25℃の番手のようなものだから、予報で最低気温23℃が欲しい。
23℃。
23℃がいい。
3番手でいい。
3番手を固めます。

募集テーマは「夏の思い出」だ。
思い出、だから、当然、昔の事だ。
昔の夏の話をしよう。

今は、エアコンがあるから、寝る時はなんとかなるけど、昔は無かった。
扇風機だけ。
エアコンがなかったため、夏の等身大の暑さに対峙しなければならなかった。
暑さが盛りになってくると、寝付けず、まだ若かった身にとっても、しんどかった。
布団の、少しでも涼しい地点を求めて、寝返りの繰り返し・・・。
窓を開けても、風がないと気休めにもならず、逆に蒸し暑く感じる。
風があっても、蚊との戦いが生じる日もある。
なんという夏の日々だ。

僕の家にエアコンが付いたのは大学生になってからだったので、高校生の頃が勝負だった。
一計を案じた結果、効果的だったのが「水風呂作戦」だった。
作戦、と書いたけれど、なんてことない、寝る前に水風呂に漬かって、出たら拭いてすぐに寝るというものである。

シンプル　イズ　ベスト

これがなっかなか効果があって、大げさに言えば劇的に、夏の夜の寝苦しさに対応できた。
ところが、それを連投したせいかはわからないのだけど、水風呂作戦を繰り返しているうちに肌が荒れてしまって、それ以来、あまりやらなくなってしまった。
暑い所から冷たい所へ、急激な温度変化は肌、肌というか体の神経系統に対してよくなかったのかも知れない。
だけど、そうこうしているうちに、昔の夏は順当に秋に向かって行き、夏の夜の暑さからは解放されたのだった。

今も暑いが昔も暑かった。