阿竹智史や北村信明にとり太田竜馬が頼もし~い後輩であることが証明された玉野記念が終幕し、テレビ中継のラストは自転車を漕ぎながら家路につくガッツ玉ちゃんだ。遠景に瀬戸内の島々、草原の脇の道は堤にも見えるがはっきりしない。被るポロロンという生ギターの音色も相まり妙な寂しさだ。ボヤっとしながらふと「智史」と「智典」、名前の筋で買えばよかったのか、などと馬鹿なことを考えた。
午後五時になると番組が四日市ナイター競輪に切り替わる。選手紹介・選手入場時に流れるレトロ版のメロディが、いつにも増して懐かしく聴こえるのはなぜだろう。
第十競走は売り出し中の野口裕史がドカンと逃げたが、南修二がい~い仕事で三番手をドカし中西大を迎え、二人で一気に捲ってしまった。
今さっき最終の第十一競走が終ったばかり。工場群の方向だろうか、引いたカメラの望遠が夜空に浮かぶ火炎をテレビ画面に映し出している。燃える赫は太田竜馬の化身か南修二の化身か――。いや、関係ないな。おそらく、きっと。
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