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「選択」と「節度」について。

2015/02/19 1:14 閲覧数(1097)
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みなさん、おはようございます。
車券の調子はいかがでしょうか?

毎日、各地のレースはダイジェストで確認しておりますが、
「もし買うなら、こうだな」
と、予想したレースもことごとく外し、あらためて競輪の難しさを感じております。

さて今回は、
「選択」と「節度」
に、ついて書こうと思います。
いろんな方々のコラムを拝見しますと、
「夫婦で競輪を楽しんでいる」
「たまに妻が買うと当たる」
「妻と、軽い祝勝会を開いた」
などの、うらやましい内容を目にします。

「こういう方々は、仕事と競輪は当然として、家庭と競輪も両立されてるんだなぁ」
と、尊敬に近い気持ちを抱きます。

私の場合、「競輪をやるために働く」
というスタイルで、約20年過ごしてまいりましたので、仕事と競輪の両立につきましては、
人生のほとんどを無職で過ごし、競輪一本に打ち込んだ、死んだ親父と比べますと、
「そこそここなしてきた」
と、言えるでしょう(比較する相手が相手ですので笑)が、
家庭と競輪について考えますと、
とても両立しているとは言えません。

妻とは、約10年の交際を経て結婚したのですが、
交際期間中は常に
「結婚(家庭)と競輪、どちらを選ぶのか」
という二択をつきつけられている感じで、
「どちらかと言えば競輪を選びたいが、結婚を選ぶ責任(義務)もある」
あるいは、
「なんとか両立できないものか」
と、迷い続けた10年間でした。

仕事、家庭のどちらとも競輪との両立に失敗した親父を見てきましたので、
顔も性格も競輪好きも、あらゆる面で親父と瓜二つな私ですから、
両立は無理だろうと思っておりました。
「結婚する時は、競輪をやめる時」
と、決めざるを得ませんでしたから。

しかし、
「相手の年齢や相手の両親のことを考えると、結婚するのが当然」
といった流れ(流れってのもおかしな表現ですが)になり、
結婚か競輪かを選びきる前に、結婚することに。
つまり、
「両立を余儀なくされた」
わけです。

みなさんご存じの通り、
「下手の横好き競輪ファン」の私ですから、
結婚後も、
「家庭と競輪」の二択をつきつけられる機会が度々訪れ、その度に、
「子供でも産まれたら、競輪をやめよう」
「40歳になったら、競輪をやめなくては」
などと「選択」を先のばしにし続け、
子供に恵まれなかったこともあり、43歳になった現在も、
中途半端に両立を目指している状態です。

両立には「節度」が欠かせないことは、重々承知しております。
しかし、まず、私と、博打を一切しない妻とでは、「節度の概念」……簡単に言えば「節度たる金額設定」が違い過ぎるのです。
妻の節度に合わせることが、「節度を守る」ことになるのでしょうが、
博打を打たない人が設定した節度を守って博打を打つなどということは、かなり難しく、どうしても、
「節度を越えてしまったから、節度を守るために勝負するしかない」
といった状況に陥ってしまいます。

そんな勝負には、ほとんど勝てません。
ただでさえ下手なのですから。

一発やらかして、しばらく負けても節度を守れるような状態になれば、また違うのでしょうが、
その一発も、なかなかやらかせません。

「節度違反」(?)を繰り返し続けますと、
「設定節度」は下がる一方です。
元々少な(足りな)かった勝負権が、どんどん減っていくわけです。

当然また、「違反」するしかありません。

完全に悪循環です。
負のスパイラルです。

競輪ファンなことは後悔しませんが、結婚を後悔したりします。

と言いますより、
「選択」をしきれずに、ここまできてしまったことを後悔しております。

ダメな男です。
「選択」もできず、「節度」も守れないのですから。
「洗濯」もできず、「炊事」もままならない専業主婦と同じです。

以前から予想はできておりましたが、
向いてないんですよね、結婚や家庭に。

ですから余計に、「選択」をしきれずに、今まできてしまったことが悔やまれるんです。
「選択」して、間違えたのなら、諦めもつくのでしょうが……
車券を買って、負けるのと同じですから。

なんだか今回は、暗い話になってしまいました。

病気で自宅療養中の男が書くコラムなんて、こうなってしまいがちと思って、お許しください(笑)

次回は、明るく楽しいコラムでも書きます(笑)

では、また。

コメント(6)

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山口三平太

店長さん

選択肢が発生するだけでも素晴らしい!……と、結婚できなかった単騎の男は思う訳ですよw

我々の世代も、そろそろ親の介護が現実味を帯びてきましたし、親の介護が終わったら次は、ヨイヨイになった自分の面倒を誰に見てもらうか、という問題もありますし。

そうなるとやはり、ラインを組んでくれる人がいるってのはレース運びが楽になりますよね。

その点、単騎だと責任を背負わずに気楽な反面、どうしてもレースでは不利ですし。
野田源クラスのメンタルと脚力(財力)があれば話は別ですがw

ま、お互い「隣の芝生は……」かもしれませんね。
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バケラッタ6340

今朝のアメブロとこのコラム、どっちも面白いのですが入れ替えて載せた方が良かったかもしれません。

とりあえず、反対にして載せちゃいましょう。
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夏の理科室

財布から取り出した五千円札を渡され
『サテライトで一日遊んでき』
と言われても、、、

気持は嬉んですがねぇ。

まったく

解かってないんだなぁ

自分の夫のことが!
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店長(座長)

山口三平太さんへ
単騎は単騎なりのご苦労、ご心労がおありですよね。
ライン重視の競走をして、目標仕掛けずバック9番手からの8着なんてのが続きますと、
「単騎はいいなぁ」と、思ってしまうのでしょうね。
単騎のゲリラ戦で、あれだけやらかした児玉の例もありますし。
代償も大きかったですが。

お互いに、自分のスタイルに、誇りと自信が持てるよう、
競輪を頑張りましょう!!!(ニッコリ)
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店長(座長)

バケラッタさんへ
あちらでは、毎日のペタ、ありがとうございます。(笑)
あちらに書いた内容は、ほとんど競輪と無関係ですので、あちらに、
こちらに書いた内容は、暗いのでこちらに載せましたが……
次回は、こちらでも、明るく楽しい話題を書きますよ。
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店長(座長)

夏の理科室さんへ
おっしゃる通りです。
挙げ句、全部簡単に負けて帰宅すると、
「全部使っちゃったの?!
何に使ったの?あんな大金」
なんて言われますからねぇ。
「2レース分車券を買ったら終わりだわ!!!」
と、怒鳴りつけたくなります。
気持ちは嬉しいのですが……(ニッコリ)
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