数日前「闘っていれば、闘いつづけるなら、どこか、近くで、遠くで、誰か、お客さんが、相手選手が、競輪の女神が、見ていてくれるはずだ、愛すべき横紙破り、佐々木龍(神奈川・109期)よ――」そんな拙文を他紙に載せた。
佐々木龍がガンガン競りだしたとき、どっちつかずの「自在」にふんぎりをつけ番手屋になる決意がほの見えたとき、その横紙破りぶりをすぐに諒解した。なんたって父君はあの佐々木龍也(神奈川・57期)なのだから。
胸を借りるどころじゃない格上に簡単に競り負けたり、番手の仕事が空ぶりに終ったり、過剰なヨコで失格を食ったり。三歩すすんで二歩さがる日々の精進は、「佐々木龍は精一杯の競輪をやる」と、先行屋の心根をすこしだけ動かしたり、見る側の感情にはたらきかけたり、ややもすると番組マンのアイデアに刺激を与えたりしたかもしれない、などと想像するのは競輪党みょうりに尽きる。
十一月十六日の小松島FⅠでS級の優勝をはじめて味わった佐々木龍は、明日から開幕する特別競輪、小倉競輪祭をどんな気持ちで観戦するのであろうか。
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