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もつ煮吉に思う理想

2023/10/03 21:53 閲覧数(307)
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ギャンブーはその日初めてログインした際に、「Gambooトゥデイ」と題したおみくじが現れる。

この前、買おうと思ったレースがあってログインしたのだが、おみくじに、

「見るが吉」

と出た。

「うっ」

と手が止まった。


占いは、流行の入れ替わりがはげしい現代でも、人気のコンテンツだと思う。
特に日本人は、そういうの好きなほうだと思う。
新聞や雑誌に占いが載ってたりするし、ワイドショーの最後のほうでやってたりもする。
占いに関する本はいっぱい出ているし、占いの有名人もいる。
マイナーな気配をまとった、メジャーなコンテンツだと思う。

気にしますか?占い。
僕は、まずまず。
まずまず気にする。
気にしないは、ない。

冒頭の「見るが吉」。
競輪において「見る」が意味するところはケン(見)、つまり、買わずに観戦せよ、である。
結局僕はどうしたかというと、占いに従い、買わなかった。

占い通りにしたりしなかったりの基準は曖昧だ。
自分の気持ちの方向に沿うものだと信じるし、逆だと信じなかったりする。

この時を分析すると、出走表を見てこれは取れる!と思って前のめりだった自分がいる。
こういう時は競走得点だけで判断している場合が多い。
一人だけ、点数が抜けている自力型がいたのだろう。

競輪の予想は、「競走得点」という信用できるし信用できない、スライムのような指標との闘いでもあろう。
近況の脚力を示してはいるが、現時点の脚力は示していない。なんとも憎い指標だ。
実際のところ、競走得点の信頼度は半々くらいではないかと思っている。

「ヨッシャー」と思って車券を買おうとしていた自分がいて、そこで、見るが吉である。
どちらかと言うと、たしなめられている気がしたのだ。
前のめり過ぎると、後ろがついてこれないのも競輪だ。

さて、車券を買わなかったのだからギャンブーにとってはよくない事かも知れないが、個人的には、いい事だった。
すなわち狙いの車券はハズレだったのだ。

ありがとう、ブッキー!


ギャンブーのおみくじには定番の他にも色々あるようだ。
「紫(9)が吉」というのが出た時は、9番車を買いたくなったが、その日はFⅠ・FⅡしかやってなかった。

おっ、と思ったのは「もつ煮吉」だ。
確か、

「競輪場はおいしいもつ煮の宝庫。おいしいもつ煮を探しに行こう!」

という感じの文だったと思う。

いいなあ、と思った。
当地(青森)の競輪場は、山の上というか中というか、市街地から離れたアクセスのため車(バス)・バイクによる交通手段でほぼ100%。
そのせいか、本場で酒類の販売は行われていないのだ。
また、お酒を飲んでる人も見た事がないので、おそらく飲酒も禁止になっているのだろう。

競輪場に行って早々と車券が当たれば、気分がいい。
気分がいいから、お酒でも飲みたい。
お酒を飲むなら、つまみが欲しい。
そこでもつ煮の登場である。
日本酒+もつ煮ないし、チューハイ+もつ煮のゴールデンコンビ、ワンツー。

これが当地の競輪場では叶わないのだ。
クーッ。

最近はお酒を飲む人が減っているみたいだけど、昔の人は結構飲んだわけで、酒類販売禁止の競輪場でも、隠れてコッソリ、なんてのが行われていたという。
「コメ(日本酒)」や「ムギ(ビール)」という隠語で通じたらしい。

でも今は無理だろうなあ。
売店で「コメ」と言っても「ライス?」と聞き返されるだけだろう。

僕はお酒の強さは平凡。
A級2班の、82点くらいだと思う。とてもS級点はない。
けど好きか嫌いかで言ったら好きなほうなので、お酒を売っている競輪場に憧れを持っているのだ。

競輪場を検索すると色々な情報が出てくる。
例えば立川競輪場+売店で検索すると、行った事のある人のブログなんかがヒットする。
場内の売店を、沢山の画像を用いて紹介してくれている。
お酒があるから、当然、それに関連したメニューも作られる。しかも豊富だ。

お酒は日本酒からハイボール、チューハイ、ウーロンハイ・・・缶ビールに生ビールもあるのか!
おつまみは・・・もつ煮・・・串揚げ・・・とん汁にお新香に冷や奴・・・枝豆に寿司セット(巻き物)なんてのまである。
もちろんラーメンや定食メニューもある。

「すごい。競輪場で完結する」

うらやましい。
それもこれも、街の中に競輪場があるからではないか。
競輪場への行き帰りが徒歩で完結するというのは考えられない事だ。
当地でそれを、例えばナイター終了後にそれをやろうとすると、下手すれば熊が出る可能性もある所なので、擦過傷程度では済まないおそれもある。
とりあえず山から下りるまで、どっちの方向に行っても3km以上。

でも、昔は別の場所にあったという。
合浦公園(がっぽこうえん)という、市内の桜の名所に建っていたのだ。
おおむね市の中心部にあり、海浜公園でもあるから人が集まっただろう。

しかし30年ほど経ち、老朽化と、当時はまだ増えていた市人口による渋滞対策のため、現在地に新設された。
確かに、僕が子供の頃はまだ人口が増えていた時期であり、車社会の本格化に向かった時期だったと思う。
合浦公園の立地なら自転車で行けた人も多かったはずだが、車社会が進むにつれて駐車スペース不足に陥ったのだろう。

一方で市街地の土地利用は進んで余白が見つからないうえ、そもそも、広い駐車場を備えられる広大な敷地を探す必要がある・・・。
そこであそこになったのか。
わからないでもない。
しかし、あんな山中に公営競技場があるなんて、なんか、「隠し田」みたいだなと笑ってしまう。
もっとも、目的地があまりに近くにあり過ぎると道中の楽しみがないので、今の立地も嫌いではないが。

現在地にできてから40年が経過した。
40年である。
当地は豪雪地帯。
それを勘案すれば、結構な年数が経過としたと見るべきだろう。
移設の議論が起きているかはわからない(今年リニューアルしたので)が、元々平地にあったものが山に上り、さて、次があるとしたらどこになるのだろうか?
今は人口減少が進み、僕の周りでも市街地でも、空き地が増えている。
青森競輪が再び平地に移る日は来るかも知れない。
もしそうなれば、アクセスの良い市街地にできれば、酒類の販売も解禁となる可能性はあるだろう。


閑話休題。


立川競輪。
調べたら、駅も近い。
JR中央線・立川駅を、競輪場から1kmほどの所に発見した。
都会の人からすれば1kmも離れているのか、となるのかも知れないが、僕としてはそうでもない。
むしろ、歩きなら、ほどほどの距離があってちょうど良いぐらいじゃないだろうか。

日中開催でもいいし、ナイターでもいい。

よしだたくろうの「ああ青春」


みっつ見果てぬ夢に破れ 
酔いつぶれ夜風と踊る街


イメージはこれ。

もう酔いつぶれるほど飲む事はないけれど、勝って、ほろ酔いで、ふらふらと夜風に吹かれて帰る。

そしてザ・ブームの「中央線」が迎える。


走り出せ 中央線
夜を越え 僕を乗せて


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