皆様、おはようございます。
いよいよ今年最初のSG・全日本選抜の優勝戦を迎えます。という事で勿論今日は、その優勝戦の前予想コラムにて、皆様のご機嫌を伺います。
湿走路となった準決勝を勝ち抜いたベスト8による、10周回5100mの優勝戦は、枠番選択の0mオープン。準決勝1着グループの予選成績上位者から枠番を選択していく形となり、選択順1位となった荒尾聡が2枠を選択。続く2位の青山周が1枠を選択し、その後は、ほぼ選択順=枠番という形になりましたが、7位選択の岩見貴が先に8枠を選択しています。
初日からの4日間、目まぐるしく変わって行ったのが天候。昨夜にまたひとしきり雨が降ったようで、問題は今日の走路がどうなるか、という点に集約されると思いますが、既に雨は上がり、雨雲は東の方向へ過ぎ去っています。予報自体も昨夜から比べると回復傾向にあるようで(周辺地域の天気予報から雨マークが消えた)、前半レースはまだ湿 or 斑走路という感じかなと思っていますが、風も強く、走路を乾かすドライヤーの役割を果たしてくれそうな印象。これで雨の心配が無いのであれば、優勝戦の時間帯には良走路まで回復してくれるものと考えています。
という事で、優勝戦はいつものように、1車1車の短評形式で。
今年からSG優勝戦のコラムは、今節のこれまでの成績も振り返るような形にしたいと思います。
①青山 周平 (船橋) ハンデ 0
初日(良):3着(10m・8枠)試走=3.29、本走=3.408、ST=02
2日(良):2着(10m・8枠)試走=3.30、本走=3.421、ST=16
3日(斑):2着(10m・8枠)試走=3.29、本走=3.408、ST=09
準決(湿):1着(0m・4枠)試走=3.57、本走=3.661、ST=10
選択順2位で臨んだ優勝戦の枠番選択では、まず荒尾聡が2枠を選択した事により、ちょうど1ヶ月前の当地G1開設記念を制した時の1枠が転がり込んで来ました。青山周にとってみれば、まさにそのレースのイメージで、最内枠トップスタートからのハイペースでの逃げ切りを思い浮かべている事でしょう。
良走路で行われた初日からの3走、上がりタイムで言えば最高でも3.408。この数字だけを見てしまうと物足りない印象となってしまいますが、これは仕方のないところで、この3走ともオール10mの大外枠という厳しい位置。内枠勢の逃げ粘りが目立った予選道中で、ペースを握られてのもの。昨年末のSS王座戦、そして年頭のG1開設記念と、これまでの永井大のお株を奪うような「トップスタートからのハイペース逃げ」を披露し快勝。自らがペースを握って引っ張る展開になれば、予選道中も連日試走3.29~30をマークしているように機力そのものはそこまで問題とも思えず、どこまでもタイムを伸ばせる余地があるだけに、SGを制して呪縛から解かれ、インタビュー等で見せる表情も明らかに変わった今、まずは自らのパターンに持ち込める可能性を素直に評価したいと思います。
②荒尾 聡 (飯塚) ハンデ 0
初日(良):3着(10m・8枠)試走=3.32、本走=3.421、ST=11
2日(良):2着(10m・8枠)試走=3.30、本走=3.389、ST=09
3日(湿):1着(10m・8枠)試走=3.44、本走=3.508、ST=03
準決(湿):1着(0m・4枠)試走=3.64、本走=3.639、ST=05
準決勝1着グループで予選の成績が最上位となり、この優勝戦の枠番選択順が1位となったため「まずどの枠を選ぶのか」が注目されましたが、最近では「1枠」または「3 or 4枠」から選ばれる事が主流となっている中、選んだのは「2枠」。近年・・・というか枠番選択の歴史が始まって以降、この枠が一番先に埋まるというのはちょっと記憶に無いレベルです。その意図を読み取る情報は今のところ無いのですが、おそらくは青山周のスタートを意識しての事と思っていますが(青山周よりも内に居て先行された場合に行き場を失う、それよりは外に居た方が良い)・・・結果として青山周に実績有る1枠を取られた事がどう出るか、やや気になります。スタートに自信があるのであれば、昨年のSG日本選手権でもトップスタートを切った1枠の方が良さそうな気もしますし、この選択が裏目に出なければ良いのですが・・・。勿論、逆にホールショットを奪ってしまえば、明らかに前回のSG優出時(日本選手権)で、「10周回でもタレない」レースぶりを見せているだけに、車券圏内には居る車だとは思いますが・・・。
③藤岡 一樹 (山陽) ハンデ 0
初日(良):2着(10m・4枠)試走=3.35、本走=3.405、ST=10
2日(良):1着(10m・4枠)試走=3.34、本走=3.402、ST=07
3日(湿):5着(10m・4枠)試走=3.49、本走=3.588、ST=04
準決(湿):1着(0m・8枠)試走=3.62、本走=3.617、ST=02
予選道中は、ランク順の兼ね合いもあってオール10mでもスタートが切りやすい中枠に組まれ、そのスタート一閃を武器に着を纏め、準決勝では湿走路を最内の経済コースで乗りこなし、1着で優出を果たしました。
この藤岡一も、1ヶ月前の当地G1開設記念で優出しており、2枠を選択した優勝戦ではスタートで行ききれず、1周BSで中団からバックを引いて後退、良い所無く敗れてしまいました。この時のコラムでも記した通り、やはり藤岡一が0mオープンのスタートで真価を発揮するのは5枠近辺、いわゆる「中枠」の時。この3枠は、G1開設記念の2枠よりは外なので良いですが、それでも内にも外にもスタート巧者が揃っているだけに、これらを出し抜いて序盤で好位置を付けられるかどうかがポイントとなります。
④青木 治親 (川口) ハンデ 0
初日(良):2着(10m・4枠)試走=3.31、本走=3.399、ST=03
2日(良):3着(10m・4枠)試走=3.32、本走=3.424、ST=12
3日(良):4着(10m・2枠)試走=3.37、本走=3.431、ST=07
準決(湿):1着(0m・1枠)試走=3.60、本走=3.654、ST=13
時々刻々と状態が変わり、最終的には内が利くコースとなった昨日の湿走路を乗り切り、1着でSG優出を果たしました。
予選道中は、やはりランク的に好枠が転がり込む事が多く、元来スタートの早い選手だけに、序盤で好ポジションを得ての好走が目立ちました。今日の優勝戦も枠順的には本人にとってスタートが切りやすい位置と思われ、内の各車を押さえながら、2番手付近には出られそうな印象ですが、問題はその後。あまり超抜の時計を刻めるスピードタイプではなく、初日の3.399が目一杯に近いような印象、良走路においてはスタートを切っても後半タレてしまう事が多い印象も有り、ペース的に10周回持たせられるかどうかに疑問符が付きます。
⑤中村 雅人 (船橋) ハンデ 0
初日(良):1着(10m・8枠)試走=3.31、本走=3.412、ST=15
2日(良):1着(10m・8枠)試走=3.32、本走=3.379、ST=17
3日(良):3着(10m・8枠)試走=3.30、本走=3.418、ST=16
準決(湿):2着(0m・4枠)試走=3.61、本走=3.620、ST=05
インタビュー等の情報から、本人としてはまだ機力的に足りない印象のようですが、初日から連勝している上、3日目は準決進出のために無理せず立ち回ったと考えれば、メンバー比較で言えば状態は上位級と考えています。
「どのような展開になっても10周回をフルに使い、最後にはアタマに立っている」というのが、ちょっと前までのSG優勝戦でのイメージなのですが・・・、最近は「永井大や青山周に序盤からハイペースを刻まれると追い切れない」というSG優勝戦が続いています。「トップスタートを決めて押し切っていく」というタイプでは無いため(年末のSSでは予選道中のスタートのキレは目を見張るものがあったが、優勝戦では先行されている)、スタート後の展開では中団以降に置かれている事が多く、前のペースが上がってしまうとそのまま追い切れずという場面が最近よく見受けられるようになりました。それでも、準決勝が不安定走路になった事も有り、メンバー比較で言えば普段のSG優勝戦よりも全体的に劣る相手、10周回の経験が少ないメンバーも居るだけに、ここは経験の差を見せつけて追い込んでくる事でしょう。勝ち切れるかどうかまでは分かりませんが、車券圏内には十分居ると考えています。
⑥金子 大輔 (浜松) ハンデ 0
初日(良):2着(10m・8枠)試走=3.31、本走=3.412、ST=04
2日(良):1着(10m・8枠)試走=3.31、本走=3.421、ST=09
3日(良):3着(10m・8枠)試走=3.29、本走=3.405、ST=01
準決(湿):2着(0m・6枠)試走=3.63、本走=3.668、ST=09
昨年のSG全日本選抜は地元浜松での開催。これを制し、年末のスーパースター出場を一番乗りで確定させました。昨年の優勝戦ではスタートで最後方に置かれる厳しい展開でしたが、前が揉み合い2人の反則妨害(濱野淳、篠原睦)が出る中を冷静に立ち回り、見事に抜け出して優勝を飾りました。今回はNo.1勝負服を纏い、連覇を目指す戦いとなります。
その金子大に関して、今回重視すべきポイント、それはこの枠順(6枠)です。
普段それほどスタートが抜群に切れるイメージは有りませんが、このオープン6枠からは目の覚めるようなスタートを切っていく事が良くあります。記憶に新しいところでは、このNo.1勝負服で挑んだ昨年の浜松G1秋のスピード王。スタート巧者が揃う中でも木村武に次ぐ2番手スタート、道中のデッドヒートを制して優勝を飾りました。更には、これは優勝戦では有りませんが、昨年のSG日本選手権最終日11R(特別選抜戦)でも6枠からトップスタートを決めて押し切りました。因みにこの時の1枠は青山周です。もちろんレースの性格が違いますので一概には言えませんが、この6枠という枠順、同じようなシーンがあっても決して不思議では有りません。もちろんスタートを切って好展開に持ち込んでしまえば、10周回の経験豊富な1車、十分争覇圏まで有ると見ています。
⑦加賀谷 建明 (川口) ハンデ 0
初日(良):5着(10m・6枠)試走=3.33、本走=3.437、ST=20
2日(良):2着(10m・6枠)試走=3.35、本走=3.389、ST=14
3日(良):4着(10m・6枠)試走=3.33、本走=3.408、ST=01
準決(湿):2着(0m・3枠)試走=3.58、本走=3.666、ST=15
準決勝が得意の湿走路となり、2着には敗れたものの、実に5年ぶりというSG優出を決めました。
昨日のコラムでも触れた通り、累積フライングによる呪縛から解放され、スタート自体は従来に戻ってきていますが、それでもこの優勝戦のメンバーの中に入り、ややキツい外枠という事を考えると、スタートでどこまで行けるかどうかにやや疑問符が付きます。もちろんレースに絡んでいくためにもスタートに勝負を賭けてくる事はコメントからも読み取れますが、無理は禁物。特に、SG優勝戦のフライングは、次節罰休となるだけでなく、翌年の同大会の出場資格を喪失するという重い罰則であるだけに、行けても中団までかな・・・という印象で、10周回の経験の少なさも加味し、評価そのものは下げたいと思っています。元来はスピードレーサーでもあるだけに、「穴なら此処」だとは思いますが・・・。
⑧岩見 貴史 (飯塚) ハンデ 0
初日(良):1着(10m・5枠)試走=3.33、本走=3.392、ST=06
2日(良):5着(10m・6枠)試走=3.32、本走=3.418、ST=08
3日(良):1着(10m・4枠)試走=3.32、本走=3.395、ST=04
準決(湿):2着(0m・4枠)試走=3.63、本走=3.673、ST=06
今節は初日と3日目にそれぞれ1着がありますが、枠を利しての好スタートから押し切る形でのもの。2日目はやや枠が苦しい事もあってか、スタートで展開を作れず中団のままという事も有り、やはりスタートが行けるかどうかがポイントとなります。その意味で、内枠に巧者揃う0mオープンの大外枠は厳しいの一言。
また、この岩見貴も先月の当地G1開設記念の優勝戦に駒を進めていますが、7枠からスタート行けず後方からという展開になり、一応最後は機力活かし5着までは追い込んだものの、厳しいレースとなりました。これまでのグレードレースの優勝戦を見ても、余程枠が良く、序盤で先行出来るような態勢(例:昨年の船橋G1オート祭)を作れなければ、車券圏内に絡む事もままならないという印象があります。
以上を踏まえて、前予想の目は以下の通りです。
[2016.02.14] 飯塚
SG全日本選抜・最終日
【12R】優勝戦 5100m(10周)
良
◎①青山周(船)0
△②荒尾聡(飯)0
注③藤岡一(山)0
④青木治(川)0
▲⑤中村雅(船)0
○⑥金子大(浜)0
⑦加賀谷(川)0
⑧岩見貴(飯)0
スタート展開は、内から①青山周、中からは④青木治、外から⑥金子大が伸ばして出てくると見る。この中に②荒尾聡が割って入って来れるかが序盤のポイント。①青山周が、1ヶ月前の当地G1開設記念の再現で最内枠からトップスタートを決めていくと、ペースを上げて押し切るパターンに持ち込む公算が最も大きいと考えるが、速攻決められるゲンの良い6枠を手にした⑥金子大が早めに前団に取り付く展開なら逆転も十分。④青木治ではペースが上がらず、代わって追い込んで来るのが⑤中村雅あたりか。
<良走路>
本線(3単):1-56-2356
押え(2単):1-2、6-125
さて、5日間の激闘のクライマックス。どんなレースになるのでしょうか。
本日も、少しでも車券のお役に立てれば・・・と思います。
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2016/02/14 8:02 閲覧数(794)コメント(0)

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