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船橋・G1黒潮杯優勝戦展望~威風堂々、最強船橋軍団!~

2015/05/13 7:24 閲覧数(704)
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♪Now Playing:空想委員会『作戦コード:夏祭り』

皆様、おはようございます。
先週土曜日から船橋オートで開催中のG1黒潮杯は、本日、最強船橋軍団VS遠征勢の真っ向勝負、豪華メンバーによる優勝戦が行われます。

・・・で、本日のBGMは・・・すみません、また「空想委員会」です。今年1月にリリースした4曲入りのミニアルバム「空想片恋枕草子」の2曲目、夏をテーマにした曲です。片想いの女の子に声をかけ、親しくなろうと夏祭りに来たものの、結局声を掛けられなかった・・・という、何とも甘酸っぱい学生時代の思い出、淡い恋心を見事に楽曲にしたものです。

そうです。もう、ほとんど夏です、今日は・・・

さて、昨日の準決勝ですが、まずポイントになったのは天候。台風6号の接近に伴う曇天、日差しも無く、走路温度も20度台で推移。ちょうど、今にも雨が降りそうだった初日のようなコンディションとなりました。それもあってか、超抜タイムが連発。9Rを制した青山周が3.381、これを凌いで10Rを制した永井大は3.377。これだけでも、この時期としては脅威ですが、それを更に凌いだのが11Rを制した平塚雅。3.370の1番時計で、荒尾聡以下を圧倒。先月の伊勢崎ナイター開催で、Sは切るもののあれよあれよと捌かれていた姿とは一変。これこそ船橋の「台風の目」となりました。

そして迎える優勝戦。いつものように、1人1人への短評形式で予想をしてみたいと思います。

ちなみに、優勝戦は「枠番選択」。準決勝を1着でクリアした4選手の中で、予選道中の平均ポイント上位の選手から、好きな枠番を選択していく方式です。5番目以降は2着選手間で同様のルールにより選択順を決定します。
1着選手4名(全て地元船橋勢)の中でのポイント最上位は中村雅。これがまず「昨年のSGオールスターを制した時の」2枠を選択。選択順2位の永井大が、「昨年のスーパースターを制した時の」3枠を選択。そして、選択順3位の青山周は・・・「昨年のSGオールスター3着(最終周に一度先頭)、今年のSGオールスター準V(浦田に屈する)」と、因縁も深い1枠を選択。そして選択順4位の平塚雅は、それであればと4枠を選択しました。
以下、2着選手4名(全て遠征勢)の中では、その選択順(木村武・岩崎亮・高橋貢・荒尾聡)で5枠から外を順次選択していきました。

そして、上記の枠番選択も重要なポイントですが、それ以上に・・・いや「一番、重要視したい」のが、走路コンディションです。

この黒潮杯は、日によって目まぐるしく変わる走路状況に各選手が苦しんだ開催でもありました。
前述した通り、初日は終日曇天。それが2日目に一気に変わり晴天に、走路温度も40度を超えてきました。3日目も同様のコンディション。それが、昨日の準決勝ではまた走路温度20度台の高速走路となりました。

では、最終日はどうなるか。答えは1つ、です。キーワードは「台風一過」・・・。

・・・正確には「温帯低気圧一過」にはなるのですが、いずれにしても、台風が南の温かい空気を一気に持ってくるため、台風一過の日は晴天、気温も上昇します。即ち・・・昨日の準決勝とは全く異なる走路コンディションになるはず・・・というところです。
良走路には間違いないと思いますが、走路温度はおそらく2日目・3日目に近く、優勝戦の時間帯でも40度近辺に留まるかもしれません。


①青山 周平 (船橋) ハンデ 0

 昨年のオールスター、そして今年のオールスターと同じ1枠を選択してきました。昨年は中村雅とのデッドヒート、そして今年は7枠永井大のカマシSに押さえられ、浦田の進出に付いて行ったもののこれを捌けず準V。あと一歩の感は否めません。
 今日一番の課題は、気候の変化に合わせられるかという点。2日目・3日目の時計で考えると、やや足りないかな・・・という印象です。


②中村 雅人 (船橋) ハンデ 0

 準決勝では、やや課題のSも決まり、うまく内を掬うと、高橋貢に続く2番手を確保。これを逆転し、1着で優出を決めました。
初日から、その気候の変化を問わず一貫して好調だった感有り、今日の気候の変化に一番対応できるのではないかと考えています。課題はやはりSとなりますが、好位置キープできれば十分争覇圏の1車です。


③永井 大介 (船橋) ハンデ 0

 3日目から超抜時計、仕上がったと見て良いでしょう。準決勝と同じ3枠、更に言うと昨年末のスーパースターと同じ3枠。機力に任せたカマシスタートで2角先頭を奪えば、そのまま8周回押し切りも期待できます。


④平塚 雅樹 (船橋) ハンデ 0

 準決勝では一番時計の大逃げを披露、3.370の超抜時計をマークし、G1初優出を果たしました。
 抜群のS力を誇る平塚ですが、ここはさすがに相手関係で考えると厳しそうな印象です。10前の選手間では際立つS力を持つものの、この主力一線級との争いではどうかは未知数。もちろんそれを覆す勢いはあるかもしれませんが、準決勝とは気候が変わり、また整備に苦しむかもしれず・・・まだリスクの方が大きいと考えています。


⑤木村 武之 (浜松) ハンデ 0

 準地元走路、キッチリ優出を果たしてくるところはさすがの一言。但し、内の地元勢に比べると一枚見劣りする感はあります。ここも車券上では連下候補に留まってしまうかと見ています。


⑥岩崎 亮一 (山陽) ハンデ 0

 今開催はアタマこそ無いものの連日2着、1にも2にもSがバッチリ決まっている事が好調の要因として挙げられます。ここもあくまで連下候補とはなりますが、人気は若干落としそうな印象、穴狙いで一考の選手です。昨年、伊勢崎ムーンライトCでG1初制覇、それ以降は好調キープの印象、この舞台でも物怖じせず、普段通りのSを決めてくると思います。


⑦高橋 貢 (伊勢崎) ハンデ 0

 初日の動きから考えれば、優出にこぎつけてきた集中力、整備力には脱帽の一言なのですが、やはりこのメンバー相手にこの枠順となると、おそらく中団追走のまま・・・というイメージが捨てきれません。準決勝ではトップSでしたが、あくまで枠は最内枠。抜群の集中力でSを決めてきましたが、外からのカマシSを決められるタイプでは無いと考えており、その意味でも厳しいと考えています。


⑧荒尾 聡 (飯塚) ハンデ 0

 カマシSと言えば、むしろこちらの方が脅威なのですが、いかんせん今開催中は整備に苦労しまくり、高橋貢同様、よく優出までこぎつけた・・・という印象です。ただもしそれが「準決勝の気候に合った」と考えると、今日の走路状況ではまた逆戻りになる可能性は捨て切れません。昨年オールスターではこの8枠の位置からトップスタートを決めましたが、その後は後退してしまっており、Sを決めてきたとしてもその先どうか、というところです。


以上を踏まえて、前予想の目は以下の通りです。

◎③永井大
○②中村雅
▲⑥岩崎亮
△①青山周
☆⑤木村武

3単:3-26-1256
2単:2-3、3-1


とにかく今日のポイントは気候、走路温度。昨日の上がりタイム「だけ」ではなく、もちろん直前気配(試走タイム)や、いろいろな要素を総合的に加味しながら車券を検討していくべきと考えています。それだけに奥が深いです。おそらく振り返りコラムでは「オートレース、奥が深いです」と言ってそうです。

コメント(2)

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ヨコポン

Kazzさん、
2連単おめです。
永井が人気落ちのお陰で結構付きました。
この勢いで今後も期待します。
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Kazz

>ヨコポンさん

ありがとうございます(^^)
確かに永井の試走で人気が落ちましたね。おいしかったです。
今後とも宜しくお願い致します。
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