今年の競輪グランプリは脇本雄太のマッハ捲り(某記者が連用する得意のフレーズを拝借)で終幕した。実に腹の据わった八番手捲りであった。正攻法の北四人に対して松浦悠士が注文を付け、守澤太志が自分の位置を護るべく厳しく追い上げたので、番手から出た新田祐大の後ろは裸同然となり、脇本-古性優作に「邪魔」する選手はいないも同然の状況だった。脇本と古性の着差が四分の一車輪、懸命に追っかけた郡司浩平だったけど古性との差は四分の三車輪までしか詰まらず、ゴール後の表情からはなんとも言えないような悔しさが伝わってきた、と書けばいかにも眼前で見たような言い草だ。画質の悪い我が家のテレビの映像だからほんとは何も見えていないかもしれない。肩を落としているのは私で、その私が己の心情を勝手に郡司に「照射」してそう思っただけのことだろう。
うんと単純なのかいきなり複雑系なのか悩ましかった競輪グランプリ2022は、ちょっとだけ複雑にして案外の競輪となった。と記しても、あんた何が言いたいんだと返されるのが落ちか。
終わってみれば二車単も三連単も一番人気である。1,260円に4,760円かぁ。ああすれば捕れた、こう考えりゃ当たった。あとの祭りが得意の私なのに、今回に関してはいやにさばさばしていて、もう一回やってもらってもこの車券は買わない、おそらく、きっと。
今年最後の拙文です。
読者の皆様、良いお年を――。
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