みなさん、こんにちは。
極度の金欠により、相性の良さ日本一である、川崎の記念を全欠場せざるを得なかった、
店長（座長）です。

川崎記念をスルーしたのなんて、何年ぶりでしょうか。

京王閣でグランプリが開催されているのに、わざわざ遠い川崎まで行って場外を買ったこともあるほど、
「取れる気しかしない競輪場」
ですのに。

しかし、そこはやはり相性の良さでしょうか。
勝ち上がり戦、敗者戦ともに、取れそうなレースがありませんでした。
買えない時に、取れそうもない車券で決まってくれるのは、取った時の次に嬉しいですから（笑）

優勝は、インにもぐって突き抜けた諸橋選手でしたね。
選手仲間からも、
「諸橋さんは、自転車オタクだから」
と言われるほど、自転車、そして競輪が大好きな諸橋。
最後までレースを捨てない姿は、ファン（特にスジ違い車券ばかり狙いたがる穴党笑）を納得させ、魅了してくれます。

そんな諸橋は、自分が競輪大好きなだけに、競輪ファンに感謝し、ファンを愛する心も人一倍なんです。

居酒屋店長時代、ひょんなきっかけから、志村太賀選手が何度か来店してくれましてね。
彼に、
「店長は、上甲信越地区では誰が好きっすか？」（志村選手は、いつもこんな感じ）笑
と聞かれ、
「最後までレースを捨てない追い込み選手が好きなので、諸橋選手なんかは大好き」
と言いましたら、
「マジっすか。オレ、諸橋さんとは、めちゃくちゃ仲いいっすよ。
次は、一緒に来ますよ」
なんて、言ってまして。

後日、日程が合わず一人で来店してくれた志村選手が言うには、
「諸橋さんに、『競輪大好きで、諸橋さんファンの店長が居る居酒屋がある』って言ったら、
『是非行きたい。その店長と、じっくり競輪について語りたい』
って言ってましたよ」
とのことで、会えるのを楽しみにしていたのですが、
残念ながら、私が店を辞めてしまい、実現しませんでした。

常日頃、
「オレから買ってくれる穴党ファンは、オレの突っ込みに期待しているんだから、目標が不発になっても最後まで諦めない」
と、言っているそうです。
普段から、そういう気持ちで戦っているからこそ、いざって時にやらかせるのでしょうねぇ。
川崎決勝は、まさに「真骨頂レース」でした。

目標不在の時は、番手に競り込んでいきますし、
狭いコースに入っていってからの中割りも強烈。
私が競輪ファン人生で最も愛した選手、
森内章之を彷彿とさせます。

ギア規制により、諸橋のようなタイプが活躍できる環境になったのであれば、
「ナイス規制！！！」
と、言いたくなります。（笑）

諸橋ー深谷ー志智なんて車券は、どうやっても買えませんし、
浅井が横に動くレースをした時の「長塚化」も感じ、後味の良いレースとは言えませんでしたが、
深谷の復調と共に、諸橋のガッツ溢れる走りは、光明と言えたのではないでしょうか。

あとは、私自身の復活を待つばかりです（笑）

二日間でポップコーン一袋しか食べていません。
どなたか車券で儲けて、恵まれないオッサンにお恵みを（笑）

では、また。