我が家の憚りには卓上の日めくり暦が置いてある。朝に便座に座って一枚めくると毎日可愛い猫の写真が更新するという代物だ。ここ五六年購入している米国製の猫カレンダーだが、今年の十月に誤表記が生じていた。十月十四日の翌日から又一日に戻り順繰りに二週間分日付がプリントされ、二十九日から正常に帰す。冗長且つ的を射ない説明で恐縮だが、要は今個室内では二週遅れなのである。「ミスプリ猫暦」は土曜日曜が一括りの作りなので本日は「3・Saturday・October」「4・Sunday・October」と一枚分に並列している。寬仁親王牌の決勝は明日だから十月十八日、けど此処では「4・Sunday・October」かぁ、と変な気が起きた。
――四番車が気になる。まだ三日目の第一競走が走ったばかりなのに(竹内雄作の番手捲り!)ぽつり呟けば、OにもIにも𠮟られそうだが、目に見えるものだけが競輪じゃないと今の段階では返しておこう。
俺は「妙な十月四日」に刺激され競輪の日程を遡り始める。当日は久留米記念の決勝がおこなわれていた。優勝は郡司浩平、二着に中本匠栄、三着松本貴治で、私ごとだが、郡司から中本-松川高大の三連単、郡司-松本の二車単という間抜けな「敗戦」を喫した一番だった。
週末の朝から暇人の極地であるが、本人は至って真面目で、見えそうで見えない「在り処」を探っているつもりなのだ。
七時間後(今時計は午前十一時ちょっと過ぎ、丁度第二競走が終わった。今度は伊藤裕貴の番手捲り!)、又いつものように、性懲りもなく、親王牌の決勝は***と***を買います、などとやっているのだろう。
現在の時刻十七時。先ほど準決三番が終了した。脇本雄太は後ろ攻めからドンとカマシが最良戦法なのだから、「逃げ・マーク」車券は買わなきゃいけないのに……。しかも三番手に単騎の山田庸平が居るのも読めなくはない(女々しい後づけご容赦)。昨日番組が出た時、あれ? 脇本に東口善朋なんだと不可思議におもったのが間違いだった。よく考えれば、準決まで進んだ他の近畿、村上兄弟、椎木尾拓哉の誰よりも東口が「点数を持っている」のであるからして、これは自然な番組、そして東口にして試金石の一番だったわけだ。
【寬仁親王牌決勝戦】脇本雄太と新田祐大の上がりタイムはともに九秒三だが、脇本は一周半以上の逃げ圧勝、片や新田は番手捲りではないにせよ、新山響平がメイチ吹かして別線をへとへとにさせたお陰とも云える? そして松浦悠士。こちらは画に描いた様な番手捲り展開で時計は九秒七だった。
その他の選手の準決は……山田英明=かなり脚を使った末の中団確保だったが、結果は流れこみ。東口善朋=脇本ときめたのだから満点だけど、流れこみは流れこみ。山田庸平=鋭い嗅覚賞賛も流れこみ。橋本強=流れこみ。守沢太志=流れこみかに一車喰われた。もちろん一緒くたには出来ないが、ここまで大ぐくりにすれば五人皆々流れこみである。
最後に郡司浩平=ひと捲りの新田-守沢の三番手から車が「滑る」ようにスッと伸び二着に上がった。
午前中、我が家の猫暦のミスプリントに関してのツマラナイ話を記した。それに依ってインスパイアされたのは「四番車」と「久留米記念の郡司浩平」だった。四番車は東口善朋だ。強烈オーラ発光の鬼軍曹がひしめく近畿軍団にあって、ともすれば遠慮気味というか、受ける扱いがやや軽かった印象を東口には受ける。したがって判官贔屓たる心情もなくはないけど……。特別の決勝で、この面子で、脇本の番手は荷が重いのではともおもう。
キーワードの「四番車」は消え、「郡司浩平」の方が残った――。
相も変わらず展開想定なしの結論は、脇本と郡司、①③と③①の二車単を買います。
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