皆様、改めましておは・・・いや、こんにちは。

競馬に関しては、中央競馬（JRA）の秋のG1戦線（だけ）を予想していく・・・という触れ込みでスタートした筈なのですが・・・当コラムをご覧になっている方はご存知の事と思いますが、先日の天皇賞（秋）で、印上位３頭で３着までを独占し、本線で的中させる事が出来たため、すっかり調子に乗ってしまい、祝日だし、せっかくなので・・・という理由だけで、今日も競馬とのコラム２本立てでお送りしてみたいと思います。

今日の競馬と言えば・・・中央競馬（JRA）ではありませんが、毎年恒例のダート競馬の祭典・・・１日に複数の頂上決戦が楽しめる、今年で16回目を迎えた日本のブリーダーズカップ・「JBC」（Japan Breeding farms' Cup）が、川崎競馬場で行われます。
メインは、９Ｒ～11Ｒに組まれている３つの統一G1競走。という事で今日は、その３つを予想してみたいと思います。

ブリーダーズカップと言えば、本家はアメリカ。距離、性別、年齢によって区分けされたG1競走が２日間で13レースも行われる、まさに競馬の祭典と言える開催です。これを範として日本で2001年に創設されたのが、JBCです。
当初は、JBCスプリントとJBCクラシックの２本立てでしたが、2011年より、牝馬路線の統一G1として創設されたのがJBCレディスクラシックで、現在はこの３本立てとなっています。

それでは早速、レース順に予想していきたいと思います。


[2016.11.03]　川崎９Ｒ
第６回JBCレディスクラシック（JpnⅠ）　ダ1600ｍ

◎[1]①トーセンセラヴィ　（55森泰斗）牝５
△[2]②ホワイトフーガ　　（55蛯名正）牝４
　[3]③ケンブリッジナイス（55笹川翼）牝６
　[3]④リュウグウノツカイ（55的場文）牝５
▲[4]⑤トロワボヌール　　（55戸崎圭）牝６
　[4]⑥プリンセスバリュー（55矢野貴）牝６
　[5]⑦ララベル　　　　　（55真島大）牝４【除外】
○[5]⑧アムールブリエ　　（55浜中俊）牝５
　[6]⑨ブルーチッパー　　（55吉原寛）牝６
　[6]⑩ユッコ　　　　　　（55高松亮）牝４
△[7]⑪タイニーダンサー　（54ルメー）牝３
　[7]⑫タマノブリュネット（55田辺裕）牝４
　[8]⑬セイエスパーニャ　（54宮川実）牝３
注[8]⑭レッツゴードンキ　（55岩田康）牝４

※⑦ララベルは競走除外

スピード活かす先行で連勝街道突き進む①トーセンセラヴィが、今日は逃げ馬にとって絶好とも言える最内枠。内々の最短距離を回れる強みを活かし、自分のペースで他馬を競り落とす競走に徹しての残り目に期待。
相手には、過去の同レースの結果を見ても、やはりJRA所属馬から。安定した成績を残している⑧アムールブリエ、⑤トロワボヌールにもチャンス有り。⑨ブルーチッパーあたりが絡んで前が早くなった時の好位からの抜け出しに期待。人気を集めそうな②ホワイトフーガは、実績有る川崎マイルでの好走に期待したいが、人気ほど突き抜けた印象は無く、オッズとの兼ね合いで売れ過ぎるようなら押さえに回してみたい。
また、未知の魅力秘めるのが、今回初のダートとなるJRAの桜花賞馬・⑭レッツゴードンキ。近況は後方に置かれる事が多いが、砂を被る不安の無い大外枠で好位辺りでレースが出来れば、面白そう。


＜買い目＞
（馬単）①＝⑤⑧、①－②
（３複）１頭軸：①、相手：②⑤⑧⑪⑭


[2016.11.03]　川崎10Ｒ
第16回JBCスプリント（JpnⅠ）　ダ1400ｍ

△[1]①ダノンレジェンド　（57デムー）牡６
◎[2]②ベストウォーリア　（57戸崎圭）牡６
　[3]③プラチナグロース　（57真島大）セ６
　[4]④メジャーアスリート（57高橋哲）牡７
○[5]⑤レーザーバレット　（57ルメー）牡８
△[5]⑥ソルテ　　　　　　（57吉原寛）牡６
　[6]⑦サトノタイガー　　（57森泰斗）牡８
　[6]⑧シークロム　　　　（57村上忍）牡４
　[7]⑨バーンザワールド　（57笹川翼）牡５
　[7]⑩ドリームバレンチノ（57岩田康）牡９
注[8]⑪オグリタイム　　　（57坂井英）牡６
▲[8]⑫コーリンベリー　　（55松山弘）牝５

最内枠を得てマイペースで逃げたい①ダノンレジェンドに、譲れない逃げ馬・⑥ソルテが絡むと、序盤からペースが上がる可能性が有る。それでも、小回りの川崎で後方からズドンという追込までは厳しいと思われ、狙いは好位追走馬から。常に好位追走から粘り込んでいる②ベストウォーリアは距離実績も十分で、他馬の抜け出しを喰らう可能性は有るものの、確実に残る脚が有り、馬券の軸としては最適。また、前走はマイルでかつ早めに動いた分末が甘くなった感の有る⑤レーザーバレットは、距離が千四になるのはプラスで、名手ルメールを背に今度は展開味方に付けたい。
穴を挙げるなら⑪オグリタイム。前走のような後方待機では厳しいが、その前は先行～好位追走。この位置なら展開向いての一発が面白い。

＜買い目＞
（馬単）②＝⑤⑫
（馬連）②＝①⑥⑪
（３複）２頭軸：②⑤、相手：①⑥⑪⑫


[2016.11.03]　川崎11Ｒ
第16回JBCクラシック（JpnⅠ）　ダ2100ｍ

　[1]①イッシンドウタイ　（57真島大）牡７
　[2]②インフォーマー　　（57張田昴）牡５
注[3]③ユーロビート　　　（57吉原寛）セ７
　[3]④メイショウパーシー（57宮川実）牡７
　[4]⑤サミットストーン　（57石崎駿）牡８
△[4]⑥サウンドトゥルー　（57大野拓）セ６
▲[5]⑦コパノリッキー　　（57田辺裕）牡６
○[5]⑧ホッコータルマエ　（57幸英明）牡７
◎[6]⑨アウォーディー　　（57武　豊）牡６
　[6]⑩ミッキーヘネシー　（57畑中信）牡７
　[7]⑪クリソライト　　　（57藤井勘）牡６
　[7]⑫ブランクヴァース　（57西森将）牡７
△[8]⑬ノンコノユメ　　　（57ルメー）セ４
　[8]⑭タッチデュール　　（55佐藤友）牝７

過去５年で見てもJRA所属馬が馬券圏内独占、単勝上位５番人気までで全て占めている。今年もJRA勢の実績が突き抜けており、無闇に穴を狙いにくいレースと言える。順位付けが難しいが、連複系ではハイリターンのオッズも期待できそうになく、馬単・３連単を中心にして狙ってみたい。
ざっくりと、勝負になりそうなのは⑥～⑨と⑬。敢えて穴を挙げるなら前走2400ｍの東京記念を制した③、というところか。
人気の中心になりそうなのが⑦コパノリッキーで、近況は単なる逃げだけではなく好位追走からの抜け出しで勝利を量産しており、盤石の状況と言えるが、ダート替わり後負けなしの５連勝中の⑨アウォーディーや、川崎の2100という事で⑧ホッコータルマエの巻き返しの方から期待してみたい。


＜買い目＞
（馬単）⑨＝⑦⑧、⑨－⑥⑬、⑦＝⑧、⑧－⑥⑬
（３単）⑦⑧⑨BOX、⑨－⑦⑧－⑥⑬
（３複）２頭軸：③⑨、相手：⑥⑦⑧⑬


以上です。
少しでも馬券の方でもお役に立てれば・・・と思います。