皆様、おはようございます。

先週のコラムで「何となくまだ年末という感じが、実感として沸かない」などと申しておりましたが、さすがにもう大晦日まで10日を切ると、そのような事は無く、2017年が残り少なくなった事を実感せざるを得ません。それは即ち、今年の掉尾を飾るスーパースター王座決定戦までのカウントダウンでもあります。10日を切り、間もなくあと１週間という時節ともなれば、自然と気分も紅葉していくのが分かります。・・・違いますね。「高揚」ですね。これでは季節が逆戻りしてしまいますね。

今週末のオートレースは、そのスーパースターフェスタ前の最後の開催が浜松と山陽で行われており、共に開催２日目を迎えます。３日間開催の山陽は早くも今日が８バトルの準決勝戦、対して４日間開催の浜松は準々決勝戦が行われます。
という事で今日は、浜松の終盤２個レースの前予想コラムにて、皆様のご機嫌を伺いたいと思います。

さて、12月に入り、年初に目標としていた「年間収支プラス」はとっくの昔に幻となり、今や「月間収支プラス」も高い目標となってしまう程、負けっぱなしというのが実情。さすがにこうなってしまうと、売上に貢献したいと思う反面、傷が広がっていってしまうだけでは経済的によろしくないと、さすがに考えさせられまして、Twitterのフォロワーさんにもアドバイスを伺いながら、車券戦術をどうしていくべきか、自分なりに計画を立てようとしているところです。
ちょうどこれから年が改まり、Excelで付けている収支表もリセットされるタイミングでもありますので、これまでの自分を見つめ直し、2018年から、新たな戦略で臨みたいと考えています。
詳細はまだ詰めている途中ですが、その基本骨子は・・・以下の２つです。
・ダラダラと全レースに手を出すのではなく、勝負するレースを絞る
・その勝負でより多くの見返りを得るため、３連単以外は買わない

という事で、その「車券戦術改革」の一環として、この前予想コラムも少しリニューアル致します。
狙い目の公表について、これまでは本線を「３連単」、押さえを「２連単」で記載していましたが、今後は押さえも「３連単」で記載するように変更したいと思います。（「３連単以外は買わない」という基本骨子に則るため）

ホントに「そこだけ変更」というプチプチリニューアルではありますが、これが今後の自分にとって良きターニングポイントになれば・・・と思っています。

それではここから、前予想に入ります。
今日の浜松地方は好天の予報。走路想定はもちろん「良走路」一本でいってみたいと思います。


＜ハンデｍの後の印＞
　△：今節よりハンデ10ｍ軽化
　▼：今節よりハンデ10ｍ重化


[2017.12.23]　浜松
普通開催・２日目
【11Ｒ】準々決勝戦　　3100m（６周）
良
注①米里信（伊）０
　②根本将（飯）０
○③筒井健（浜）０△
　④和田健（浜）10
▲⑤平塚雅（浜）10
　⑥栗原俊（伊）20
△⑦岩田行（伊）20
◎⑧金子大（浜）20

年末の大一番に向けて仕上がりつつある⑧金子大にとっては相手もやや手薄の印象で、ここは十分勝ち切れるメンバーであるが、唯一逆転も十分有り得るのが、今節ハンデ軽化の③筒井健。スタート力も有る分、この位置はどう見ても魅力。３人並びの大外で、後手を踏んでしまうと厳しいが、この相手ならむしろトップスタートまであると見ている。最初から捌き不要の逃げ展開に持ち込めれば、昨日3.404、逃げイチなら今日はその上（3.3秒台）も期待できよう。その場合、基本的に追込み展開となる⑧金子大にとっては、６周回では届かずという場面も十分考えられる。さすがに③のアタマも売れてしまうとは思うが、それ以外とは開きがある印象だけに、ここはこの２人の「29期同期コンビ」から狙って獲りたい。
割って入るとしたら、10ｍ外からスタート先行も有り得る⑤平塚雅か。スタート力や試走力に対して捌きにやや不安が付き纏うが、この位置なら狙えると見たい。⑦岩田行にとってはスピード戦になってしまうとやや厳しく連下まで。タイム的には①米里信も有りそうだが、序盤の展開次第か。

＜良走路＞
本線（３単）：８－３５－１３５７
押え（３単）：３－８－１５７


[2017.12.23]　浜松
普通開催・２日目
【12Ｒ】準々決勝戦　　3100m（６周）
良
　①猿谷敦（伊）０
　②清岡優（伊）０
注③鈴木章（浜）０
　④鈴木一（浜）10
○⑤鈴木宏（浜）10
△⑥松本や（伊）20
▲⑦岩見貴（飯）20
◎⑧鈴木圭（浜）30

出走メンバーの半分が「鈴木」姓という事で、それなら辰己さんや静二さん、孝治さんに将光君まで連れてくれば立派な「鈴木選抜」の出来上がりとなるが、準々決勝戦だしそれも叶わず。それはまた別の機会にやって頂くとして・・・
スーパーハンデとなり、さすがに連勝街道とはいかなくなったものの、主力級を10ｍ前に置いても尚、機力と捌きの腕は高位安定、むしろこの逆境が与えられた事によって、揉まれながらも確実に経験と腕を磨いている⑧鈴木圭。この位置でも予選クラスならほぼ確実に１着を獲り続けているあたりは、これで最強かというレベルから更に強くなっている、まさに「オートレース界のスーパーサイヤ人」とでも言うべき存在になりつつある。準々決勝レベルでも十分車券の軸、ここを外してはそもそも車券を買えない。
問題は相手探しだが、近況は軽量活かした抜群スタートだけでなく機力も増してきた⑤鈴木宏が、スタート一気の先行から早めに抜け出すと見ての対抗視。余程展開に恵まれないと、とは思うがアタマも少々押さえておきたい。
基本的にスピードレースとなるのは間違いなく、ならば3.3秒台を出せる実績上位の重ハン勢を中心視するが、少々狙ってみたいのが、昨日も試走3.33、本走3.424と、とても71歳とは思えない実績を誇る浜松至宝の鉄人レーサー・③鈴木章の残り目。

＜良走路＞
本線（３単）：８－５７－３５６７
押え（３単）：５－８－３６７


以上です。
本日も、少しでも車券のお役に立てれば・・・と思います。