『お兄さん、今朝は新聞いらないの？』通勤時に毎朝立ち寄るコンビニで、レジのおばちゃんが声をかけてきた。「ええ、今日はいらないッス」

競輪は365日どこかしかでやっている。そんな日常というか、生活の一部のような競輪が開催されていない。レジのおばちゃんが不思議に思うくらい不思議な１日は、こんなやりとりからスタートした。

久しぶりの競輪非開催。初めに思ったのは「今日は金減らさなくて済むわ…」だった。常に大穴468番車を狙っている自分にとって、正直な所感だった。勝ちはデカイが、負けも多いことは否めない(・・;)

昼休み、なんとなくギャンブーにログインしてみた。『もしかしてこっそりレースやってるんじゃないの？』当然レースなどやってるはずもなく、「ゲームでためる」をクリックし、ギャンブーボウリングで久しぶりのスペアを出してポイントを稼ぎ、少しだけ気分を晴らした。
そう、『気分を晴らした』のである。何かつまらない１日。退屈な１日。刺激のない１日。ただ生活してるだけの憂鬱な１日なのである。例えるなら、味のないスープをすすり、匂いもないステーキにナイフを入れてるようなものである。「ハズレて後悔、当たってハッピー＼(^^)／」それだけが競輪の楽しみではない。若手の無謀なカマシ逃げに腹を立てたり、期待したり。ベテラン選手の差し脚に感激したり、がっかりしたり。往年の名選手の引退レースに涙したり(T_T)。。。
競輪には、いろいろな感情のスパイスが隠されている。だから競輪はおもしろい。そんなことに今さら気付き、不思議な１日が終わったのだった。
『競輪。偶然と必然が織り成すドラマがそこにある』さあ、明日から思いも新たに競輪を楽しもう‼

ん？非開催は2日間だって？そんなぁ『聞いてないよ～(>_<)』