♪Now Playing：CASIOPEA『Asayake』

皆様、おはようございます。

山陽オート特別G1プレミアムカップ、今日は４日目、いよいよ勝負の準決勝を迎えます。

今日はゆっくりBGMを聴きながらのコラム更新。日本のフュージョン界の２大巨頭、T-SQUAREと並び称される「CASIOPEA」の代表曲、「Asayake（朝焼け）」です。ギターソロから始まり、ドラム、ベース、シンセが加わりながら盛り上がっていくイントロは、ちょうど太陽が東の空に顔を出し、昇っていく様を表しているようで、何ともカッコいいのであります。
これを聴きながらテンションも少しずつ上がってきた土曜の朝、本日は準決勝の前予想で皆様のご機嫌を伺います。

さて・・・朝の時点では、ちょっと雨があるかもしれないけど走路は回復するかな・・・と思っていた昨日（３日目）、全くそんな事はありませんでした。１日を通じて湿走路。こうなると厳しくなったのが「準々決勝１着ではない、湿走路が不得手な選手」。予選３日間のうち２日が湿走路という事になったわけで、これにより優勝候補と目されていた主力の何名かが準決漏れを喫しています。その筆頭は、浦田信輔、中村雅人、濱野淳といったところでしょうか。梅雨時の開催だけにこればかりは仕方の無いところ、波乱の目も出てきた準決勝４個レースを、順に展望して参ります。

雨上がりの山陽、序盤は水気も残るかもしれませんが、準決勝の時間帯には回復していると見て・・・
今日の走路想定は「良走路」でいきたいと思います。
それでも曇り中心の予報になっているため、走路温度に関してはそれほど上がらないと見ています。
全体的に、ある程度スピードレースを期待したような印としています。また、「初日の良走路では凡走も、湿走路の成績で勝ち上がってきたタイプの選手」については基本的に「消し」としています。


[2015.06.20]　山陽
特別G1プレミアムＣ・４日目
【９Ｒ】準決勝（枠抽）　3100m
注①五所淳（山）０
　②田中茂（飯）０
◎③新井恵（船）０
　④山田達（川）０
△⑤佐藤二（川）０
○⑥平塚雅（船）０
▲⑦金子大（浜）０
　⑧人見剛（山）０

人気の軸になりそうなのはネームバリューから金子大あたりと見ているが、ここは前回船橋G2から好調キープの③新井恵と、快速スタートが魅力の⑥平塚雅に注目、速攻力とスピードを併せ持つこの２人が初日の再現でワンツーを狙う。枠順的に優位と思われる③新井恵の方を本命視。この２人で飛び出せば後は次位争いとなりそうだが、初日微妙も仕上げてくればスピード上位の⑦金子大（但し試走には要注目）、先手有利の走路状況となれば⑤佐藤二の粘りに、穴で面白そうなのが①五所淳。

本線（２単）：３＝６、３－７、６－７
押え（３単）：３＝６－１５７


[2015.06.20]　山陽
特別G1プレミアムＣ・４日目
【10Ｒ】準決勝（枠抽）　3100m
△①鈴木圭（船）０
　②桝崎陽（飯）０
◎③前田淳（山）０
○④佐藤貴（浜）０
▲⑤青山周（船）０
　⑥竹谷隆（飯）０
　⑦平田雅（川）０
　⑧西原智（船）０

初日から試走3.32、上がり3.399と気を吐いた①鈴木圭はとにかくスタート勝負。強心臓だけにこの位置でもトップスタート決められればそのまま押し切れる機力だが、外もスタート巧者が揃い、これらに頭を押さえられると一転、後方からの追いとなる。まだこれら上位勢に対して捌きの面で不安が残るだけに、そのまま着外も。よって①鈴木圭は「アタマか着外か」の狙いとする。
いずれにしてもここは山陽、この位置でもスタート決めてくる③前田淳の速攻にまずは期待。これについていく④佐藤貴（４枠は最もゲンが良い）、初日の動きではやや不安も、⑤青山周もこれをマークしていければ浮上。

本線（２単）：３＝４、３－５、４－５
押え（２単）：１－３４５、５－３４


[2015.06.20]　山陽
特別G1プレミアムＣ・４日目
【11Ｒ】準決勝（枠抽）　3100m
　①別府敬（飯）０
◎②田村治（伊）０
　③森且行（川）０
　④高橋弘（川）０
▲⑤佐々木（山）０
○⑥木村武（浜）０
　⑦谷津圭（船）０
△⑧五十嵐（船）０

それぞれ一長一短あるだけに準決勝の中で最も難しく、波乱があるならここか。スタート不安有るも浜松G1で見せた鋭い追い上げ力を重視して②田村治を本命視するも、速攻からのスピードレースに持ち込めるなら、６枠という位置では特に「ここ一番のスタート力」がある⑥木村武、初日から気を吐き３連勝中の⑤佐々木啓も押さえたい。そして３着穴という意味では⑧五十嵐も押さえておきたいところ。

本線（２単）：２＝６、２－５、６－５
押え（３単）：２５６－２５６－８


[2015.06.20]　山陽
特別G1プレミアムＣ・４日目
【12Ｒ】準決勝（枠抽）　3100m
　①岡部聡（山）０
　②小林啓（山）０
◎③伊藤信（浜）０
　④青木治（川）０
○⑤永井大（船）０
△⑥内山高（船）０
　⑦牧瀬嘉（飯）０
▲⑧荒尾聡（飯）０

おそらく人気は永井大・荒尾聡に集まると見ているが、不得手な湿走路で気合の２着、ここは願望も込めて久しぶりに③伊藤信の速攻に期待したい。上がりタイム3.284の日本レコードホルダー、それももう16年前の話であるが、近況影を潜めている本来の速攻力が出れば。相手には主力どころで⑤永井大、⑧荒尾聡もこの枠で光るスタート有り。SGオールスターで優出果たした⑥内山高が次位に続き、岡部聡も侮れないがスピードレースに対応できるか疑問だけに・・・。

本線（２単）：３＝５、３－８、５－８
押え（２単）：３－６、５－６


（実際にはこれを軸に、試走等を加味して買い目を決めたいと思っています。）