皆様、おはようございます。

スーパースターフェスタ、４日目の今日も、１日晴天の予報が出ています。

トライアル戦は今日が最終日。この12Ｒの終了を以て、明日、大晦日最終レースの「スーパースター王座決定戦」に進出するベスト８が決定します。

トライアル得点状況から、２日目から連勝の青山周、および高橋貢の２名が、本日無事故完走で王座戦進出が確定しています。また、３位の金子大も６着以上で確定となっています。（７着の場合、それ以外の選手の着順次第で一応敗退パターン有り）
また、現時点で13位の吉原恭は（２個とも無事故レースなら）敗退確定、12位の浦田信は１着で相手待ち（かなり条件は厳しい）という状況です。

現状の当落線上は８位・永井大と９位・岩崎亮の25期コンビ、点数では15点で並んでいます。これを含む前後の選手に関しては勝負駆けの一戦、ボーダー以下の選手は一発逆転を、そしてボーダー以上の選手も大敗禁物のトライアル最終戦となります。
それでは今日も、その２個レースを前予想してみたいと思います。

なお、本日も走路想定は文句無しの良走路です。


[2016.12.30]　川口
スーパースターフェスタ・４日目
【11Ｒ】SSトライアル戦　4100m（８周）
良
◎①高橋　貢　（伊）
　②岩崎亮一　（山）
　③吉原恭佑　（伊）
○④新井恵匠　（伊）
▲⑤松尾啓史　（山）
注⑥金子大輔　（浜）
△⑦荒尾　聡　（飯）

＜短評＞

①高橋貢：得点２位（23点）（無事故当確）
　昨日は早川清にトップスタートを奪われるものの、慌てず騒がず２番手追走から抜け出して押し切り１着。スタート先行からハイペース逃げという展開の多い昨今のオートレースにあって、とにかく「追い上げられる」機力状態にある事は特筆の一言。
　そしてクジ運も味方につけ、今日も最内枠。これでシリーズ４日間のうち３回目の最内枠となる。更に言えば、今日も青山周と鈴木圭のスタート速攻ツートップとは別のレースというおまけつきで、スタートでそこまで脅かされる不安も無い。遅れたとしても追い上げられる脚があるだけに、そこまでスタートで無理はしないかもしれないが、遅くても中団ぐらいには付けられそうで、そこから１車１車捌いての逆転も十分。ここは不動の本命で仕方ないか。

②岩崎亮：得点９位（15点）
　昨日は試走3.27で注目を集めたが、肝心のスタートが切れず、後方ままの展開となった。
　そもそもそこまで強烈なタイムを出すタイプではなく、現状の本走3.36はこれ以上無いというレベルか。そう考えると上位勢にどこまで食らいつけるか、というレースになりそう。この枠ならトップスタートもありそうで、その場合の粘り脚には注目したいが・・・。

③吉原恭：得点13位（５点）（無事故敗退確定）
　SS初出場で健闘の様子も見られるが、結果としては何も無ければ敗退確定というポイント状況。
　スタートも、本人としては良化しているが、この全国レベルのスタート巧者が揃う中では厳しいか。

④新井恵：得点６位（18点）
　昨日は、青山周・鈴木圭のスタート速攻ツートップに挟まれる位置でスタート行けずの展開となってしまったが、今日はその両名とは別のレース、更に絶好の４枠が手に入り、カマシ気味のスタートを決められる此処ではトップスタートまで有りそうな状況。機力としては昨日3.351まで出ており、スタート行ければ十分車券圏内に残れると見たい。２日目も２枠からトップスタート、昨日も書いたがこの時の４着は度外視で良い（中村雅の落車妨害の不利を被ったため）。

⑤松尾啓：得点７位（17点）
　遂に試走3.25まで機力を上げ、レースでは追走展開となったが最後はよく差を詰めていた。
　今日もポイントはスタートになりそうだが、内のスタートに乗って行く形になれば、多少の追走展開なら追い込んで来れそう（さすがに最後方とかでは厳しいと思われるが）。

⑥金子大：得点３位（19点）（７着で敗退パターン有り）
　昨日は枠の悪さも手伝ったか、今節を通してはスタートが行けていない。初日の湿走路の１着が効いてこの位置に留まっているが、良走路ではやや厳しいレースが続いている。６枠ならまだトップに近いスタートを切った事も有る枠、その時のイメージで切れれば良いが。

⑦荒尾聡：得点５位（18点）
　昨日も７車立て大外枠の位置から、スタートそのものは行けなかったが後方から追い上げる競走を見せ、最後は鈴木圭が前で外に膨れた分を内から掬って２着に入った。
　正直なところ、あまり追い上げるイメージが無い（どちらかと言うとスタート速攻タイプの）中で、昨日の追込み展開でタイムも3.344と優秀（ここまでタイムを出してくるイメージも無かった）・・・と言う事で、ちょっと困惑しているが・・・そのような機力に仕上がっていると見るならば、押さえておく必要はある。

＜買い目＞
（３単）１－４５－４５６７
（２単）４－１５


[2016.12.30]　川口
スーパースターフェスタ・４日目
【12Ｒ】SSトライアル戦　4100m（８周）
良
注①若井友和　（川）
　②浦田信輔　（飯）
○③永井大介　（川）
△④早川清太郎（伊）
　⑤木村武之　（浜）
　⑥藤岡一樹　（山）
◎⑦青山周平　（伊）
▲⑧鈴木圭一郎（浜）

＜短評＞
①若井友：得点11位（12点）
　良走路の試走タイムは3.3秒台を切れていないが、レースになるとそれを「気力」でカバーしようというような印象。昨日も試走最劣勢ながら４着（3.373）で纏めている。
　とは言え、これ以上を求めるのは厳しそうで、枠を利してのスタート残り目からの連下候補という位置付けか。

②浦田信：得点12位（10点）（１着で相手待ち）
　西の王者が、王座戦進出へ大ピンチを迎えている。１着でも、得点上位勢が軒並み崩れるぐらいでないと王座戦進出の目が無い状況。しかも２枠は当人にとってそんなに良い印象は無い（特にこれだけスタート巧者が揃うレベルのレースになると）。今回のSSに関しては全体的に厳しいと見なければいけないか。

③永井大：得点８位（15点）
　懸念された最内枠からのスタートで外の青山周などに先行を許した後もズルズル後退、７車立て最後方でのゴール。スーパースター戦でこれだけ勢いを感じないレースぶりは初めてかも、というぐらいの印象である。
　今日も枠番だけは絶好、３月の船橋最後のプレミアムカップを制した時と同じ３枠。２日目も３日目もスタートで先行出来なかった事で展開が悪くなったと考えるならば、昨年もトライアル最終戦はトップスタートを決めて勝負駆け１着、「せめてトップスタートなら」変わると見たいが・・・。

④早川清：得点10位（12点）
　昨日は、フライングのあった１回目、そして２回目と目の覚めるようなスタート（昨日は、この位置は厳しいとか言ってゴメンナサイ）。今日も同様のスタートを切って行けるような機力状態であるならば、少なくとも車券圏内には含める必要が有る。

⑤木村武：失権（反妨）
　昨日はスタートも行けず、道中で痛恨の反則妨害により失権。さすがにこのような状況では、まだ予選道中のこのレースでは無理も出来ないと思われ・・・。

⑥藤岡一：失権（フライング）
　勝負を賭けた昨日は痛恨のフライング。機力で劣る部分をスタートでカバーしたいところであったが、勇み足となってしまった。
　そのスタートで無理が出来ず、権利も喪失している状況となれば、やはり機力面で劣る部分がそのままレースに出そうな印象。

⑦青山周：得点１位（24点）（無事故当確）
　内でも外でも枠順不問、今節は得意のスタートに磨きが掛かっている。
　無事故当確ながら、当然少しでも王座戦の枠選びを優位にしたい（＝トライアルを少しでも上の順位で突破したい）という思いはあるはずで、ここも目イチのスタート速攻を決める。この７枠には２日目にも置かれ、注文通りのトップスタートを決めている。

⑧鈴木圭：得点４位（18点）
　昨日は先行する青山周が内を締め始めた事もあってか距離を縮め、外をピッタリマーク、青山周が外を意識し出したのを見計らったかのように８周３角で内を切り込むも突っ込みで止まらず立ち上がりを外し、荒尾聡に掬われる形で３着に競り負けた。
　今日も青山周と同乗、これで４日連続同じレースとなるが、先着は初日（湿走路）のみ、良走路では連日敗れており、今日もマーク一杯か。

＜買い目＞
（３単）７－３８－１３４８
（２単）３－４７８


（実際にはこれを軸に、試走等を加味して買い目を決めたいと思っています。）

という事で、本日も、少しでも車券のお役に立てれば・・・と思います。

明日は、いよいよ今年最後のコラム。泣いても笑っても勝負の刻、スーパースター王座決定戦の予想です。