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番手捲りの必要がなくとも……玉野記念in広島

2021/03/06 21:14 閲覧数(530)
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「玉野競輪開設70周年記念/瀬戸の王子杯争奪戦in広島」と声に出して読めば意味深でややこしいが、広島競輪場で清水裕友(山口)-松浦悠士(広島)の並びなら、松浦を買うべし! 俺に迷いはない。ただ常々記している、舞台が大きくなればなるほど、現在の競輪界最強コンビの連携は「番手から前が居なくなる車券」の持論が、ここにも当てはまるのかどうかは正直迷った。「清水が捲って松浦が余裕の寸チョン」で間に合う? 要は番手捲りなど必要ないのではないかということだ。
 ギャンブルは「型」を作ったら駄目になる――と俺に説いたKは元気にしているだろうか。ほんとKのギャンブルは柔軟だったなぁ……。懐かしく想い出す。
 松浦ぁ~、しっかり清水を残せよ――! そんな競輪・車券は俺の「好物」にちがいないけど、Kよ、これは型というより約束にちかいものなんだ。聞いたらお前は馬鹿にするだろうけど、大事な裡なる縛りと云うか、あまり明るくはなく、どちからかと云えば暗い空気を纏っているのだが、約束はやっぱり約束だから……。松浦から清水じゃないとこにします。決意したならあとは理由を捻り出すのみ――。 
①    松浦は常々「中四国は一つ」なる発言をしている。清水にも似た「思想」は垣間見られる。
②    今回は玉野記念が広島競輪場で代替開催されている態なので、取鳥雄吾(岡山)も岩津裕介(岡山)も「地元記念」の覇を懸けた闘いとなるわけだ。
③    前述の岡山両者は太田竜馬(徳島)に任せ、「山口-広島」と「徳島-岡山-岡山」にわかれたものの、これを「中四国は一つ」の競輪道に則るとすれば……。
④    どう見ても取鳥-岩津には番手捲りあり、換言すれば太田は引っ張る気満々だ。ならば、だ。番手捲りのかたちは作らせてあげよう。もちろんそのあとはガチンコだが、道中は中四国五人でもいいじゃないか――。と、清水や松浦が考えたって不思議ではあるまい。
⑤    黒沢征治(埼玉)-和田健太郎(千葉)と山田英明(佐賀)-小川勇介(福岡)の別線二つを六番手以下に置くためにも、中四国五人で前団中団を占め、絶好調の太田がガンガン逃げピッチを上げ、頃合を測り取鳥-岩津が渾身のハコ捲りを放つ。それでもその上を清水-松浦で行っちゃうのか、それとも清水不発もあり得るのか――。むろん松浦の脚力と頭脳を持ってすれば、まさに「全方位」競輪、どっちの展開になっても最後は突き抜けている!
【玉野記念in広島競輪場】のファイナルは③⑧②を買います。
 二十二時二十分に附記――。入浴中に突然頭に降りて来た。あれ? 八十二だったよなぁ、火花でわめく数字。
 ”夜中の町を酔っ払って歩いている漫才師二人は師匠と弟子だ。神谷=「82番!」「82番!」。徳永(弟子の方)=「何ですの?」。神谷=「意味なんかあるかぁい!」「82番!」「82番!」。”――ドラマ『火花』の一場面である。
 二車単⑧②も買いなさいというお告げなのかしら。
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