皆様、おはようございます。
浜松の某ホテルより、当コラムを更新しております。

1/5(土)、今日のオートレースは、川口／浜松（昼間）共に４日間開催が最終日を迎えます。

平日版は、「私自身も時間的に購入可能なレース」（昼間開催＝５Ｒ、ナイター／ミッドナイト開催＝最終Ｒ）を１つだけピックアップしての前予想および前日の振り返りで構成しておりますが、仕事休みとなる土日祝日（正月休み含む）はその制約が解かれ、全レースの中から「これは」と思うレースを１つピックアップしていきます。

という事で今日も浜松の方から、最終第12Ｒ・優勝戦の前予想で、皆様のご機嫌を伺います。

なお、「休日版」も、平日版同様、まずは前日振り返りからとなります。

---昨日の振り返り---

（印は良走路想定）

[2019.01.04]　浜松
普通開催・３日目
【８Ｒ】一般戦　　3100m（６周）

１着　◎①金田悠（浜）０
２着　　③柴田紘（浜）20
３着　注⑧櫻井晴（伊）40

４着　○⑤野田光（浜）20
７着　▲⑦長谷晴（浜）30
８着　△④長谷川（川）20

３単：①③⑧　 1,460円　　ハズレ

＜自賛の弁／反省の弁＞
①金田悠が確実に絡むと踏んで、昨日はこのレースを選択しました。その点では正解であったのですが、特に20ｍのスタート争いを読み違えてしまいました。③柴田紘がスタートがやや甘く、それを不安視して外枠勢を重視したため無印となったのですが、④長谷川がそれ以上にスタートを逸してしまい、これで③柴田紘に展開が向いた感が有ります（それに加えて、機力が上昇した事で「持って行き」によってスタートを残せたという一面もあると思います）。

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さて、ここからは今日の前予想となります。
優勝戦はいつものように、１車１車の短評形式となります。

遠州・浜松地方、ホテルの窓の外を見ると現在は一面雲が広がっていますが、この後それが晴れるようで、今日も終日晴天予報。という事で、走路想定も「良走路」一本とします。



①柴山　信行　（川口）　ハンデ　０

　昨日はスタートでやや後手を踏むも、そこから追い上げて同ハン勢を捌き切り、3.394の好時計をマークして快勝しました。
　今日は、まずカギとなるのが、今節スタートの行き足が早い外枠②木村享とのスタート争い。ここまでの単純比較では、やや分が悪いかもしれません。さすがにペースも早い②木村享に先行されると逆転は難しく、また仮に枠なり残して先行しても、逃げのペースでも昨日の3.39くらいが一杯という印象で、それ以上を求めるのは酷かなという気がしています。


②木村　享平　（伊勢崎）　ハンデ　０

　前述の通り、まずは同ハンスタート争いを制する事が出来るかどうか。枠なり先行されると、やや捌きが甘い分、逆転までは難しいかもしれませんが、逆に先行出来れば、ハイペースの逃げに持ち込める分、車券圏内の残り目は期待できると考えています。ただ、主力20ｍ勢のペースがそれに輪をかけて早く（3.35～36のペースでの追い上げ十分）、10ｍ後ろに壁が無いという点も、主力勢の追いが早まる要因になる可能性が有ります。その分、逃げ切れるまでの機力は無いかな・・・という印象です。


③岩科　鮮太　（浜松）　ハンデ　20

　昨日は、内に笠木美、外に鈴木宏とスタート巧者が揃い、その後ろからの攻め。基本的にスタートに関しての不安は有りますが、ここ一番ではキッチリ決めてくる事も有り、昨日と違い20ｍとやや角度のある６車並びの最内という事で、残していく可能性も十分有ります。（40ｍ線ではありますが、初日に山田達の内から先行もしています。）一旦スタートを残すと、試走も3.2秒台をマークできる抜群の機力で前を追って行ける脚が有り、外枠勢が混戦となれば、それを尻目に先攻めを決める可能性も十分有ります。


④山田　達也　（川口）　ハンデ　20

　昨日は鈴木清のスタートに乗り、一気に抜け出すと3.346の一番時計をマークしての快勝となりました。
　今日もそのタイムの良さから人気の一角に推される可能性は有りますが、今日はスタートに関して、その相手関係がやや厳しくなるかも、という印象です。特に外の⑤加賀谷に対して、昨日は１車（大木光を）挟んでのものでしたが、今日はすぐ隣になるとあって、ここに一気に伸びられると、昨日ほど展開は向かない可能性も有ります。勿論機力が上位級であるのは昨日証明済で、好勝負には持ち込めるとは思いますが・・・。


⑤加賀谷　建明　（川口）　ハンデ　20

　昨日は山田達のハイペースに乗って行く形での追い上げで、本走3.353をマークしての優出となりました。昨日は大外枠で、展開もやや厳しい面も有りましたが、今日は中枠の絶好位置。本来の快速スタートが炸裂すれば、十分主導権を握っての追い込みが期待できます。10ｍ前に壁が居ないのも重ハン勢にとっては展開が向きそうな印象です。２日目も3.363をマークしているという機力の裏付けが有り、スタートさえ決められれば、という期待が持てます。


⑥新井　恵匠　（伊勢崎）　ハンデ　20

　昨日は試走3.25をマークし、道中は青山周を一発で捲る程の威力を発揮しましたが、それでもスタートは完全に１人遅れている状況でした。今節に関してはスタートの出足にやや不安が有り、今日も内外共にスタート速攻タイプが揃った分、今日も最後方からの展開になる可能性が有ります。昨日はそれでも届きましたが、今日は相手も強化された分、追い込み展開では厳しいと見ています。


⑦佐藤　貴也　（浜松）　ハンデ　20

　どのような場面でもスタート速攻が信条、昨日も外の鈴木圭を抑えての先攻めを披露しました。最終的には捌かれたものの、混戦を演出した事に変わりは有りません。ただ、今節に関してはタイムがやや足りず、どちらかというとスタート行ってもそこから更にスピーディーに攻められるかどうか、という点に一抹の不安が有ります。


⑧鈴木　圭一郎　（浜松）　ハンデ　20

　昨日は驚愕の試走タイム3.22をマーク。ここ数年ではおそらくトップの試走タイムです。かつては、高橋貢の試走「3.20」、山田徹の試走「3.21」という記録が残っていますが、もう20年弱前、タイヤ等も今とは異なり、スピードが頂点を極めていた（その分危険も多かった）当時のもの。安全性が考慮されマイナーチェンジされてきた現在の仕様では、とても出せないレベルと思われてきました。しかし、その当時の記録に迫ろうかという「3.22」、これだけでも今の鈴木圭の威力を物語る要素となります。
　但し、本走は「3.373」と、飛び抜けたものでありませんでした。これはひとえに、前半は藤波直、佐藤貴が競り合う展開で、ペースが上がらない中、それに付き合わされた事に拠るもので、今日はそれ以上のスタートが切れれば・・・というところになるのですが、やはり近況は以前ほどのスタート（他者を置いて行くようなスタート速攻）が決まっていない印象です。どうも以前より体重を増やしているとの話が有り（捌き等を重視するため）、これがやや影響しているのでは、と推測しています。圧倒的な機力差があればそれでも良いかもしれませんが、単純に⑦佐藤貴との比較でも、昨日は10ｍの並びでも内から先行されている事を考えると、今日は更に角度のキツい20ｍ、よりスタート先行しにくくなる位置関係と言えます。試走3.22が出ようが、やはりレースはレース、他者との位置関係やペースという要素が入ってきます。勿論後半の追い上げで巻き返す要素はあると思いますが、内枠勢もタイムが出ている事を考えると、ここに先に抜け出されると、追走一杯という可能性も捨てきれません。


以上を踏まえて、前予想の目は以下の通りです。

[2019.01.05]　浜松
普通開催・最終日
【12Ｒ】優勝戦　　3100m（６周）
良
　①柴山信（川）０
注②木村享（伊）０
○③岩科鮮（浜）20
▲④山田達（川）20
◎⑤加賀谷（川）20
　⑥新井恵（伊）20
　⑦佐藤貴（浜）20
△⑧鈴木圭（浜）20

０ｍは②木村享の先行、20ｍ勢の中からは⑤加賀谷がトップスタートを切って行くと想定するが、20ｍに関しては③岩科鮮も最内から渾身のスタートを切ってくる可能性も考慮する。そのスタートを制してハイペースに追い込む20ｍ内～中枠勢を中心に、⑧鈴木圭はスタート展開もやや厳しそうで、追走一杯での連下か。先行からの②木村享の残り目までを車券圏内と見る。

＜良走路＞
本線（３単）：５－３４－２３４８
押え（３単）：３－５－２４８、５－８－３


以上です。
本日も、少しでも車券のお役に立てれば・・・と思います。