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還暦をすぎてからの競輪~四日市記念決勝

2020/11/08 11:53 閲覧数(686)
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 二十歳代に観た映画や読んだ本聴いた音楽を還暦すぎに再見再読再聴すると、違う解釈や異なった連想を抱くことが時折ある。少しだけ大人になったから。若しくは充分歳を取ったから――。懐かしい旋律や映像が遙か昔の青春の時を想起させ、ビートルズの音楽は切ないと述べたのは誰だったか。
 還暦を過ぎてからの私の競輪はどうだろう。下手で淡泊なのは相変わらずだが、更に鈍い劣化が増しているようだ。そう、日常の動作が瞭かに鈍化しているのと同様に。人間の脳は若い時分のスピードを憶えており、加齢による衰えとの差異がけっこうこたえるのだという。読み書きは遅くなり、ボーンヘッドも増え、面倒臭いと平気で投げる様は自分でも情けない。
 一晩寝、仮死状態の脳が朝には生まれ変わり、新鮮な想像を手繰り寄せる、なンて一日の始まりも激減した。博打は反射神経、記憶力、バランスである。が、その内の一つも持ち得ていない男の「四日市記念決勝」予想だ。
 〈※引っ張ることしか頭にない宿口陽一に平原康多-佐藤慎太郎とスンナリなら別線はけっこう厳しい。※かといって平原の処でイン粘りじゃァ「猫の首に鈴をつけに行く」損な役目? 佐藤の処でやったら芝生まで押しこまれる!〉 
 〈※だいたい、宿口は後ろをきれいに引き出すことにだけ専念するので飛び付きは無理だ。ジカで外から行くなら話も違うが、まさかそんな選手は居まい。よって平原-佐藤の「線」に絶大アドバンテージ。〉
 〈※地元四日市の浅井康太の取捨は? 一着二つは共に絶好ハコ廻り。それより初日特選のタイヤ差四着、あれこそ「見えないアゲンスト」と勝手な解釈。※松浦悠士が走る番組はどれも興趣が増す。それが二段駆けの本線、中部の記念の中部トリオに対し、単騎の闘いだ。どう抗すのだろう?※松浦にマークしない北津留翼にも稲垣裕之(この人が付けないのはまァ分かるけど)には気がまったく向かない。〉
 ★結論=③平原、①佐藤、⑦松浦の三人だけど、三度「佐藤-平原」(初日も準決も佐藤が平原を差している)は……買いたくない。すると車券は③①⑦、③⑦①、⑦③①。そこから絞るなら、やはり、松浦の贔屓筋としては、
 【⑦③①】でしょう。



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