表彰式。それは普段は選手の晴れ晴れとした光景。そして、優勝したものしか味わえない感動の涙、喜びの表情などがあって、良いものだと基本的には思う。
しかしながら、私は久しぶりに表彰式を見て「只々頑張って欲しい!」と思わせた表彰式はここ最近で(いや、今までも含めてだ)なかった。
それは小倉競輪の第18回吉岡稔真カップ争奪戦(F1)での出来事である。この吉岡稔真カップは毎年夏の小倉競馬の開催に合わせているかどうかは分かりませんが、いつも金土日の日程で、コロナ禍の前までは私の旅打ち必須コースであった。(どちらも小倉駅からモノレールで1本。両方行けるから)
その表彰式にて冠名が付いている吉岡稔真氏が登場したのだ。でも、噂には出ていたけど脳梗塞を患ったとの事で、あの杖歩行で支えられながら歩いてくる姿にもやつれた姿にも思わず絶句してしまった。
でも、吉岡氏が主宰する練習グループ「不動会」の一員である小川選手の優勝で、あの涙を見せられたら「やっぱり競輪っていいな!」とスッキリとした感じになりました。
兎に角吉岡氏にはあの代名詞であったF1先行のように病気に打ち勝ってまた現場の解説に復帰してもらいたい。そして30回続いている中野カップ(久留米記念)のように長く続いて欲しい、と心の底から思いました。だから「只々頑張って欲しい!」と思った次第です。
最後に先月の末出演されていた中野氏は相変わらずのMC力の高さであった。そして、必ず「客に迷惑が掛からないようなレース」を、と特に人気になって変な負け方をした先行選手に対するとても厳しい言葉を投げかける姿は本当に競輪界随一の解説力を思わせる。流石はミスター競輪である。
これ位の年齢まで吉岡氏もやって欲しいですな。
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2024/07/08 10:14 閲覧数(196)コメント(1)
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えびふりゃ
これも自分の旅打ちコースでした。