それなら記者さんが走ってみればいいじゃない――。終わったレースの箇所箇所を指南風に喋られた競輪選手が発したという。競走直後でアツくなっているのもあるだろう。記者側の質問に配慮が足りなかったかも知れない。しかしだ。プロ野球選手が取材記者にアンタが投げてみろとは口が裂けても云わンだろう。
昔、地方局の番組で俺が選手を呼び捨てにするのを批判する輩が居た。俺は時間内で目一杯喋りたい性分だから、A選手、B選手、C選手……の「選手」に割かれる秒数がもったいないなのだと突っ張ったが、ツマラン世界だ。俺は検車場で年下年上に関わらず選手に「さん付け」で通したつもりだが、テレビ画面でも敬語を使えということらしい。プロ野球の実況なら偉大な長嶋茂雄でも「長嶋選手、打ったァ~」ではなく「打ったァ長嶋!」だろうが。
大昔の馬鹿くさい遣り取りを想い出した。
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