最終の準決。大楽の古性優作の次に来た桃色を見るや、八番って誰だったっけ? と、つぶやき、ああ、桑原だ。と、ひとり問答をした。一日さかのぼり二次予選、清水裕友が逃げ、桑原大志の寸チョンできまった時には、清水は桑原の前だとけっこう先行する。連れてこようとする。そんなことを思いだした。松浦悠士も後ろが桑原だと早めの仕掛けが目だったような気がする。桑原がS班の年だから何年前だろう。インターネットの番組で、彼の名前を幾度も「くわばら」と読んでいたら、視聴者からお叱りのメール届いた。「くわはら・だいし」――人の名前は正確に読みなさい。
私も、公の場で「たけはやし」と呼ばれたら良い気持ちがしないだろうから、失礼なことをしてしまったと反省している。だからといって、お詫びのつもりで桑原の三着を買うわけではない。
【高松宮記念杯決勝】本題の前に、だらだら駄文を書き連ねた理由はただひとつ。本題がないに等しいからである。そりゃ大レースの決勝なのだから、各線の思惑だの調子だの詳しく触れるが正道であろうけど、そういうこと抜きに、並びも判明せぬ内に(めずらしくも考えたとおりだった)、買い目がきまってしまったのだ。北井佑季の番手捲り、もしくは番手一気の場合でも、脇本雄太を捨て古性優作がかならず来る。迫る。古性が番手一気、もしくは番手捲りの場合でも、郡司浩平を捨てた北井がかならず来る。迫る。⑦⑨と⑨⑦の二車単を買います。
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