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阪神・G1朝日杯フューチュリティステークス展望~フランケル産駒2歳G1制圧なるか?~

2016/12/18 8:50 閲覧数(409)
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皆様、改めましておはようございます。

という事で、中央競馬(JRA)の秋のG1戦線を予想していく連載コラム・・・も、早いもので残すところあと2週。来週はいよいよグランプリ・有馬記念で、2016年秋G1戦線もフィナーレを迎えます。その前の障害G1・中山大障害(12/23)を含めると、あと3戦。せめてこの中でもう1つビシッと的中させたいところです。

という事で今日は、朝日杯フューチュリティステークスの展望コラムです。

かつては「朝日杯3歳ステークス」として、関東の2歳馬(かつては数え年でカウントしていたため3歳馬と表記)のNo.1決定戦という様相を呈しておりました。馬齢表記が国際標準である満年齢表記に変わるのをきっかけにして、2001(平成13)年、阪神3歳牝馬ステークスが「阪神ジュベナイルフィリーズ」に改称されるのと同時に、朝日杯3歳ステークスも現在の名称に変更されました。
先週の「阪神ジュベナイルフィリーズ」も「何か、舌噛みそう」という名称ですが、それに輪をかけて舌噛みそうな名称の「朝日杯フューチュリティステークス」。それでも、将来のクラシック有望株、今後が期待される若駒たちが名を連ねる、いわゆる出世レースという位置づけとなります。2年前からは舞台を阪神に移し、今年が3年目となります。

さて、先週の阪神ジュベナイルフィリーズ・・・荒れるぞと踏んで臨んでみれば、まさかの1番人気→2番人気→3番人気でのガチガチ決着。その中でも、多頭数レースでの実力未知数だったソウルスターリングが直線内をスルスルと抜けて快勝しました。この馬のお父さんはフランケル(Frankel)。現役時代イギリスで14戦無敗という伝説を築き上げ、2013年に種牡馬入り。今年の2歳馬が初年度産駒という事になりますが、いきなりソウルスターリングがG1を制した事になります。
そして、同じフランケル産駒の牝馬・ミスエルテ(読み方はミス・エルテではなく、「ミ・スエルテ」(私の幸運)である事に注意)が、先週では無く今週のフューチュリティステークスに名乗りを挙げてきました。これが現在の単勝1番人気。果たして、新種牡馬・フランケルの2週連続G1制覇で話題の中心にも名乗りを挙げるのか、注目の一戦を予想してみたいと思います。


[2016.12.18] 阪神11R
第68回朝日杯フューチュリティステークス(GⅠ) 芝1600m

 [1]①レヴァンテライオン(55内田博)牡2
 [1]②アシャカリアン  (55国分優)牡2
 [2]③リンクスゼロ   (55シュタ)牡2
○[2]④ボンセルヴィーソ (55松山弘)牡2
△[3]⑤タガノアシュラ  (55武 豊)牡2
 [3]⑥クリアザトラック (55デムー)牡2
 [4]⑦ビーカーリー   (54和田竜)牝2
▲[4]⑧ダンビュライト  (55ルメー)牡2
 [5]⑨ダイイチターミナル(55北村友)牡2
△[5]⑩モンドキャンノ  (55バルザ)牡2
 [6]⑪トリリオネア   (55松田大)牡2
 [6]⑫トーホウドミンゴ (55池添謙)牡2
◎[7]⑬ミスエルテ    (54川田将)牝2
 [7]⑭ブルベアバブーン (55幸英明)牡2
 [7]⑮レッドアンシェル (55シュミ)牡2
 [8]⑯アメリカズカップ (55松若風)牡2
注[8]⑰サトノアレス   (55四位洋)牡2
 [8]⑱トラスト     (55柴田大)牡2

本命はその⑬ミスエルテ。ここ2戦の競馬は決してまだ「本気で走っている」ようには見えず、それでも驚異的な追い脚でキッチリ差し切る競馬を見せている。先週も当コラムで述べた通り、基本的に2歳重賞・G1戦で重要なのは「単なるスピードでの押し切りではなく、後ろから差す競馬を経験しているか」であると考えているため、その意味でもプラス。不安材料はここ2戦が牝馬限定戦であるという点だが、出走馬のレベルで考えるとむしろ今週(牡馬戦線)の方が低いという話も有り、即ちソウルスターリングとの直接対決を避け、敢えてこちらを選択してきたと考えられる。調教でもその切れ味の片鱗が見えており、牡馬を纏めて差し切るシーンも考えられる。
とは言え、現在の阪神がやや力の要る馬場という傾向があるようで、前々好位につけそうな馬にも一発のチャンスは有ると見て、対抗にピックアップしたいのが④ボンセルヴィーソ。前走のデイリー杯2歳Sで2着、阪神芝マイルの経験も有り、好位追走から抜け出せる余地は十分あると見たい。単勝12番人気と評価されるほど力が無いとは言い切れない魅力が有り、オッズの妙味を踏まえての対抗評価とする。
3番手には⑧ダンビュライト。こちらは単勝2番人気に推されるだけの実力は素直に評価、鞍上も近況更に絶好調のルメールとあって、外せないところか。
前目に付けて一発ありそうな⑤タガノアシュラ、騎手にやや不安も前走の勝ちっぷりは評価したい⑩モンドキャンノ、また長い距離を経験していてスタミナの面では実績有る⑰サトノアレスまでをピックアップする。

<買い目>
(馬単)⑬=④⑧
(馬連)⑬=⑤⑩、④=⑧
(3複)2頭軸:④⑬、相手:⑤⑧⑩⑰
(3複)2頭軸:⑧⑬、相手:⑤⑩⑰
(複勝)④
(ワイド)④=⑧⑬


以上です。
少しでも馬券の方でもお役に立てれば・・・と思います。
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