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地元応援団

2015/06/09 18:46 閲覧数(1693)
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先日行われた宇都宮開設記念G3、久しぶりに本場へ足を運んでみた。

最近はもっぱらネット投票が主で、自宅でスカパー観ながらってのが僕のルーティン。暫くぶりの競輪場に少々新鮮さを感じた。と、これまでにない真新しい企画が実施されていたことに気付く。それが”地元選手応援団席”
3コーナーの一角に設けられた応援団席には横断幕が掛けられ、競争に出場していない現役選手や元選手、そしてファンを含めた50人ほどが陣取り、地元選手の車番と同じ色の団扇が配られ、出走する選手に『カ~ミ~ヤマ!』『イ~イ~ジマ!』など、指揮者の号令の元、一斉に大声援を送るのである。

中でも一番気合を入れ応援をしていたのは、何を隠そう現役選手。普段はファンから罵声…失礼、声援を受ける現役選手たち。その声援たるやスゴイの一言。『ユーイチロ~!レジェンド~!』など、超ビッグな声量でまさに体育会系。この企画がなければ、金網にへばり付いて声援を送るなんてことはまずないでしょう…レースが終わると『間違っても普段はユーイチローなんて言えません…』と苦笑いする若手選手の笑顔が印象的だった(笑)

レースの合間には現役選手と接する機会があり、『賞金下がりましたから、決して楽じゃありませんよ…』と言った日常会話からレース解説(予想はできないが、それに近いギリギリのトーク)を含め、普段は金網越しにしか見られない選手が身近に感じられた。競輪への距離が縮まるような感も…

この企画、記憶違いでなければ西武園競輪場が発祥だったような…何時だったかスカパー中継観戦時、大声援を集音マイクがひろい、MCから地元応援団席の紹介があった。それから数ヶ月、地元競輪場でこの企画が行われるとは予想だにしなかった…聞けば今後、G3以外でもこの席を設けることを検討しているとのこと。
個人的には悪くないと思う…これが競輪人気復活の起爆剤とはならないだろうが、新たな一歩のような気がする。

僕が競輪を知ってから廃止された競輪場…門司、甲子園、西宮、観音寺、大津びわこ、花月園、一宮、そして今、千葉が危機に瀕している。施行者の皆さん、知恵を絞り競輪の火を消さぬよう頑張って下さいな…我が家の居間が施行者への応援団席『ケ~イ~リン、ガ~ンバレ!』


追伸(ぼや記)…さすがにG3、そこそこ活気があった今開催。U字工事の漫才を含め、連日、様々なイベントで盛り上がりを見せてくれた。でも、僕が競輪を覚えた平成初期のあの時代はA級戦…いわゆるヒラ開催とて、この活気があったんだよなぁ…
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コメント(2)

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東方不敗

地元応援団は、昨年亡くなった永倉通夫さんが選手会埼玉支部長だった当時、大宮競輪場で始めたのがきっかけですね。
西武園競輪場では記念での地元応援団のほか、全日本選抜では各地区別の応援席をつくって、その地区の選手が1着になると応援団にプレゼントをやっていたりしました。
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隊長

情報ありがとうございます。

そうでしたか、大宮でしてたかぁ…
もしかしたらミッチー(永倉通夫)も絡んでいたのかもしれませんね…
何れにせよ、悪い企画でないことは確かのようです。宇都宮G3では、スカパー取手競輪中継時のMCの女性が応援を仕切っていました…
現役選手の中には、先頭誘導員に声がけするものもいて…ニヤリと微笑み返しする誘導員もチラホラ…でしたねぇ(笑)
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