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菅田壱道物語~寬仁親王牌決勝戦

2021/10/23 20:31 閲覧数(603)
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 全盛時の菅田壱道の捲りは鮮やかだったけど、いかんせん組みたてが淡泊で車券の買いづらい選手だった。◎の菅田は意識してけっとばしていた記憶もある。
 その菅田も「低空飛行」が目だつようになり長らく気にもしない存在となった。が、数ヶ月前に見た二三走がいやに元気一杯で、菅田らしからぬ早めの仕かけや先行策におどろいたりもした。以降、菅田をぽつぽつ買うようになった。内容の濃い競輪も目だち、楽しませ・期待させてくれるのだが、二着三着ばかりでなかなかお金にしてくれないのは、今開催の二次予選の一着が一年ぶりの白星なのだから、推して知るべしでありましょう。「呪縛」が解けたのかのように翌日の準決は新田祐大の捲りをズブリで連勝なのだから、競輪とはやっぱり不思議なものである。そして決勝もまた新田の番手、しかも二段駆け作戦ありありの新田マークとは、まるっきり風向きが変わったようだ。
【寬仁親王牌決勝戦】約二年前の名古屋オールスターで菅田が新田をガンガン引っぱったのをおぼえている(新田が番手捲りで優勝した)。第一感というのか、一瞬ふっと、新山響平がドカンと逃げ新田が早めに番手からおとして、もう一回菅田ズブリ、いわゆる二年前の恩返しを想像した。が、すぐにそりゃ野暮な妄想だろうとおもいなおした。だって新田は鬼のように獲りにゆくにきまっているから。じゃァ新田-菅田の一本? ちがうな。印は◎新田-〇菅田だとしても、菅田にとっては〇以上の〇、わかりづらくてすいません、要はただの対抗格ではない。本命に近い対抗というか。そう、人気を背負った菅田は買わない主義なのだ、もともとは。
 北の作戦は二段駆け一本だとして、関東はどうなのだろう。いまや吉田拓矢はただの自力屋ではない。平原康多を引っぱるだけの選手でもない。ないんだけど三番手に諸橋愛というのが「重たい」わけだ。吉田の胸の内にわけいるなら「ドカンと逃げてもいいけど、新山に出られたら、目つむってあわさったところをどかす」そんなとこかしら。
 山田庸平と野原雅也はどうするの? な~ンてことは考えない。彼らの単騎戦では能動より受動、「僥倖」待ちにならざるをえない。
 新田の番手捲りから菅田は買わない、菅田の後ろの大槻寛徳も一緒にきる、山田と野原は前述のとおりで、残ったのは吉田-平原-諸橋の関東三人となった。あとは……別欄にも記したけど、俺はグランプリで宿口陽一と平原の連携が見たい。だから平原推しになるネ、どうしても。
 「③⑨の二車単に③⑨①と③⑨⑤の三連単」、押さえに「⑨③の二車単」が結論です。
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