皆様、おはようございます。
迎えて11月、この時期恒例となったSG日本選手権。いよいよ今日、浜松オートレース場で5日間の激闘の幕が上がります。
という事で本日からの5日間は、SGスペシャルという事で、連日何らかのレースを展望する日本選手権特集コラムをお送りしていきたいと思います。
まずは初日ですので、いつものように様々な角度から今回のSGを展望してみたいと思います。
■天候・走路想定
基本的に曇り中心で推移しそうな感じであるものの、今のところ5日間を通して降水確率は20~30%、雨に降られる心配は殆ど無さそうです。開催が進むにつれて晴天に近づいていくような予報で、5日間の中では最終日が最も晴天に近くなりそうです。
■ハンデ構成
言わずもがな、SG日本選手権は、ハンデ無し、同条件下での真剣勝負。全レース0mオープンとなります。
■勝ち上がり
全レースオープンのため、タイムも含めた「着位点」という難しい概念は無く、単純に着順のみでの勝ち上がりとなります。
初日は、後半3個レースが選抜予選、残りが一次予選となります。成績によって2日目は後半4個レースの特別予選と、それ以外の二次予選に分かれます。その特別予選の1着・2着(計8名)は、3日目の賞典競走・スーパーライダー戦に進む事が出来ます。無事故完走で準決勝フリーパスという事もあり、開催前半はこのレースへの進出を賭けた、熱い戦いが繰り広げられそうです。
3日目は、このスーパーライダー戦を除くと準々決勝が8個レース組まれます。準々決勝からは1着~3着のみが準決勝に進めるという、やや狭き門となります。
そして、この3日間の予選道中を勝ち上がった計32名が、4日目の準決勝戦(4個レース)に挑み、その各レース1・2着の選手が、最終日最終レースの優勝戦へ臨みます。
■車券の狙い目
いつものSGのように、基本的に最も重視すべきは「スタート速攻力のある選手」です。
実力拮抗のSG戦だけに、道中の順位変動はあまり無いというのがSG戦の特徴と考えていますが、特にこの日本選手権は全レース0mオープンだけに、とにかくスタートの優劣が勝敗を分けると言っても過言では有りません。多少試走タイムが悪かったとしても、スタート速攻力を持つ選手については注目が必要です。
そして、この日本選手権が終わると、いよいよ2016年の掉尾を飾るスーパースターのシリーズ戦を戦う精鋭16選手が決定します。
これに先立ち、出場資格の1つとなる「1月~10月までの各場競走成績1位」の選手が発表されました。
それを含め、ここまでに出場が確定している選手と、残りの椅子を決めるための「SG・プレミアムカップ優勝戦得点」のランキングを示します。
<SG覇者&各場競走成績第1位> ※確定
・中村雅人 (29回全日本選抜、オートレースGP、川口1位)
・青山周平 (オールスター、伊勢崎1位)
・鈴木圭一郎 (30回全日本選抜、浜松1位)
・浦田信輔 (飯塚1位)
・松尾啓史 (山陽1位)
<SG・プレミアムカップ優勝戦得点上位>
1位:永井大介 29点
2位:高橋 貢 25点
3位:金子大輔 20点
4位:藤岡一樹 10点
5位:荒尾 聡 10点
6位:吉原恭佑 10点
7位:新井恵匠 7点
8位:若井友和 3点
9位:岩崎亮一 3点
10位:加賀谷建明 3点
11位:木村武之 2点 ←ボーダー
12位:早川清太郎 2点
13位:岩見貴史 2点
14位:池田政和 1点
15位:森 且行 1点
16位:高橋義弘 1点
17位:青木治親 1点
※SG優勝戦ポイント
優勝=出場、2着=15点、3着=10点、4着=7点、5着=5点、6着=3点、7着=2点、8着=1点
・・・という事で、結果的には、各場の競走成績1位(計5名)の中にSG覇者が兼ねる形となっているため、此処までの確定選手はその5名のみとなっています。もし今回の日本選手権の優勝もこの中から出れば、SG・プレミアムカップ優勝戦ランキング上位からは11名が出場可能、という事になります。
いずれにしても、優勝すれば即出場決定、このランキングの外からでも一発出場可能となりますので、最終的にどこまでが出場可能となるのかは今の時点では未知数。この「スーパースターへの出場資格」という観点からも、日本選手権・5日間の推移を見守っていきたいと思っています。
それでは、上記の点を加味しつつ、今日は第11Rの前予想をしてみたいと思います。
前述の通り天候は問題無さそうですので、走路想定は「良走路」とします。
<ハンデmの後の印>
△:今節よりハンデ10m軽化
▼:今節よりハンデ10m重化
[2016.11.02] 浜松
SG日本選手権・初日
【11R】選抜予選 3100m(6周)
良
○①荒尾聡(飯)0
△②岩崎亮(山)0
③久門徹(飯)0
◎④青山周(伊)0
▲⑤佐々木(山)0
⑥青島正(浜)0
⑦池田政(川)0
注⑧木村武(浜)0
この枠であればスタート一気に決められる④青山周が、ペースを上げて突き放す。スタート切りづらい1枠で、前回のSG日本選手権では消音マフラーもあって苦労した①荒尾聡は、通常マフラーに戻ってスタート残す形となれば。内枠活かしてのトップスタートの形であれば唯一逆転の形もありそう。
まだ初日で実力伯仲という事もあり、基本的には内寄りの枠からスタート先行しそうな選手の残り目を狙ってみる。
本線(3単):4-15-1258
押え(2単):1-45
以上です。
本日も、少しでも車券のお役に立てれば・・・と思います。
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2016/11/02 7:28 閲覧数(527)コメント(0)
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