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見たばかりの瓜ふたつ――熊本記念in久留米

2021/10/09 22:18 閲覧数(503)
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 数日前にみっともなくもぐちった。
 脇本雄太、松浦悠士、平原康多、佐藤慎太郎の格上連がわさわさといるのに、九州作戦に簡単にやられちまうとは、だらしない、と。
 皮肉ついでに、福岡県の競輪場で福岡県の選手が引っぱって熊本選手の番手捲りとは……ともぼやいた。けれども、そりゃ熊本記念in久留米だからネ、あたりまえです、と、あっさり否定された。
 とりあえず初日のおさらい。北津留翼(福岡・90期・36歳)のブン回しで、中川誠一郎(熊本・85期・42歳)-中本匠栄(熊本・97期・34歳)が番手から出、きれいにきまった。
 さてさて、なんと、決勝も、瓜ふたつとはいわないが、おととい見たばかりに近いのである。中川と中本は嘉永泰斗と瓜生崇智にいれかわったけど、またまた先導役に北津留で嘉永-瓜生という並びに落ちついたのだ。ただ番組の「性格」はがらりと変わった。大ざっぱに比較すると、初日は「36歳-42歳-34歳」のブン回しだからまぁまぁ自然な競輪。しかし決勝は「36歳-23歳-26歳」かつ「90期-113期-109期」の布陣、もしこれも二段駆け作戦なのだとすれば、かなり不自然な競輪ではある。虫がよすぎるとはいわないけれど……。上がりばなに、平原康多の後ろの諸橋愛、松浦悠士の後ろの佐藤慎太郎、どちらかがスッとさばいて嘉永をドカしちゃう画が、けっこう色濃く浮かび、心配でしようがない。だいたい、熊本劇場ならドラマチックだけど、あまりにもできすぎであるともおもう。
 ……………………だけども、しかし、やっぱり、どうしても、無下にすることができない俺がいる。
 くどいようだが、ふたたび記す。
 その一、今節は福岡県の競輪場で実施されている熊本県の記念競輪だ。
 その二、初日のメインは福岡県が引っぱり熊本県-熊本県の番手捲りだった。
 その三、競輪の神様の配剤だろうか、選手は入れかわったが、またまた福岡県-熊本県-熊本県で二段駆けの匂いただよう布陣である。
 その四、嘉永がいきなりとっちゃっていいのか? という疑問には、「二次予選の彼のイン粘り、叩かれピンチの場面で金子貴志(愛知・75期・ちょっとよわっているけど格上)をドカした気概が、強運をひき寄せた、かもしれない」と独善の論で返したい。
 その五、脇本雄太が二日目から欠場してしまったので、当然ここには名前がない。
 その六、一度もたげた二段駆けの絵図、もしきちゃったらカラダに悪いのよ。
 〈熊本記念in久留米〉は①④を買います。
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