終業を告げる放送と同時に女性従事員たちが一斉に競輪場をあとにする様は、ある意味凄まじい。
「オレが記者になりたてのころには、このオンナたちが皆いまより二十は若かったンだからなァ――」とE先輩が意味ありげに俺にぽつんと言ったのは十五六年前のことで、そのとき俺は妙に納得し、羨ましくもなった。
算えるに、眼前の女性たちは皆現在より三十五若い姿態で、二十歳そこそこの先輩の前を歩いていたことになるのか――。こんなとりとめもない不埒な夢想をする俺に、ギャンブルの女神が微笑むことなど、まず、ない。
自動発券機などない手売りの時代、妙齢の美人の穴場は他より売り上げがよかったという。昔、多摩川競艇場の第何投票所か忘れたが、どこよりも瞭かに長い列が出来る穴場があった。
三十五年前には穴場の女性と記者との「合コン」なんちゅうのもあったのかしら?
否、競輪記者だけは相手にしないだろうな、おそらく・きっと。
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