こどもの日の早朝の公園、お年寄りのグランド・ゴルフが楽しそうだ。
今日気にするべきは、やはり枠の五-五なのか、それとも五番車そのものか。などと馬鹿なことを考えながら、老男女のプレーを見物している。
昨日(五月四日)みどりの日に開幕した京王閣ダービー、みどり色=六番車に「捕縛」された出目車券でやられた人はご愁傷様である。六番の数字が丸一日確定板に挙がることはなかった。
初日の最終競走、「後ろは地元の鈴木竜士だし平原康多が逃げちゃうンじゃない?」は読み筋だけど、だからといってどう買えばいいのか、三着権利は大きいしなぁ……。などなど迷っているうちに「見」の女々しい私とは真逆に、平原は迷うことなく先行だった。しかもちゃんと三着に残り、ゴールデンレーサー賞(準決権利付与)に駒をすすめた。
このレース、残り一周附近で東口善朋と小松崎大地が三番手を取りあうのだけど、派手な動きの割にはあっさりほどける競りに、失礼だが小さく笑ってしまった。ま、それでも、最近はここで下げてどうするの? という競輪ばかり見せられていたから、「ここは引けない」という競輪にホッとはした。
逆になにゆえ下げないのという競輪にもよく出くわす(私の読みが拙いだけかもしれないが……)。買っていない選手の場合は、無理でしょうアナタ、そんなとこで競っても、相手はAだよ、ほら一発でやられた。で済むが、買っている選手の場合は、やめとけ相手はマークの本職だよ、下げろ下げろ、――(一向に下げない)――わかった、もういいや、やるならトコトンやりなさい。――(一発でキメられる)――ね、いわんこっちゃない……。
だけど、だけど、ごく稀に、買っていてもいなくとも、おぉ、がんばるねぇ、コーナーで持ってけばなんとかなるぞ?――(ほんとに競り勝った!)――ふうむ、えらい、見直した。そんな瞬間に立ち会えたりするのが競輪だし、只一回のイン粘り奏功の選手を追っかけ「沼」に嵌ってゆくのも又競輪である。
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