年末の各競技のグランプリレースが行われるが、その第一弾はボートレースグランプリ！
昨年までの賞金王決定戦だ
1着賞金が1億円！

今年一年間走ってきて獲得賞金が1億円を超えてるのは菊地孝平と太田和美だけ！

1回の1着にそれだけの賞金！賞金もさることながら賞金王の称号も艇界では大きい！何が何でも獲りたい！乗ってきた全員の気持ちは同じだ！

初日2日目あたりは向かい風でセンター勢の活躍が目立ってたが、3日目4日目は追い風に変わり、5日目は強めの追い風が吹いていた

こりゃあイン有利の水面かな？ってなんて考えていた！あっそうだ！潮はどうなんだ？って調べてみたら最終レースが大潮を迎えて高い水面！こりゃあターンも流れ気味で差しが入るってんでツブッターには差せる選手の狙いを書いてみた

結果は白井のまくりと菊地の差しが勝ち星をさらっていった

そんなこんなでトライアル2ndのポイント上位6名が優勝戦に勝ち上がってきた！枠番はポイント順でこんなメンバーです

①白井英治
②井口佳典
③太田和美
④菊地孝平
⑤石野貴之
⑥茅原悠紀

なんと言っても3戦3勝の①白井英治に注目が集まる！差し、逃げ、まくりと決まり手も自在で行き足、回り足の強力さが解る！特に5日目の4コースからのまくりはかなり強引なまくりで同体の態勢から回り足の強さでネジ伏せたのは圧巻だった！あの足なら同格かな？って思っていた太田和美よりも強い！
その太田は行き足は上々！伸びも強い！高いレベルのパワーを感じる！
井口も行き足が徐々に上向いて、白井や太田にヒケはとらない！
菊地は3日目は流れ気味の回り足だったのが5日目の展示では見違えるくらいの回り足が来ていた！
茅原悠紀はトライアル1stでは全部の足がトップレベルだった、ここでも足落ちはしてないけど白井、太田には届いてないように見える！
石野貴之は前検で伸び抜群に見えたんだけど、1走もしないうちにペラが割れて1走目は新ペラでの戦いになった。だいぶ伸びは落ちてしまったけど、日増しに立て直して充分足りるとこまで持ってきたように見える！悪い意味じゃなく戦える足はあるんじゃないかな

まずは進入は外枠に若手が集まったんで前ヅケもなく枠なりの進入になると見ます！カド位置がスンナリと菊地になるのか？ここ一番の勝負で太田が引っ張る可能性も無くはないが、たぶん枠なり3対3で落ち着いて、内2艇も深い進入にはならないと思う！

展開を考えると、普通なら①白井がイン有利に運んで逃げて黄金のヘルメットを獲得！ってことなんだろうけど、今年ようやく待望のSG制覇を達成した白井！いままで何度かのチャンスを逃してきた。しかも3連勝で勝ち上がり、1億円に一番近いインってことになって、平常心で走れるか？みんな優勝を目指して早いスタートを入れてくる、スタートで遅れれば行き場のない平和島のイン！スタート負けしないように握り込みが早くなってアジャストするようなことになれば……

狙いたいのは④菊地！4カドからトップスタートでスリット全速で駆け抜けてまくりきってしまうのではなかろうか？たとえ内から伸び返す艇がいても、以前のように強引にまくって飛んでしまうようなことはない！冷静に差す技を繰り出して対抗できる、それがなければ年間で4回もSG優出なんて出来るものじゃない！ここまで賞金ランキング1位を守ってきた、逆転なんて許さずにそのまま逃げ切る！

相手は当然ながら菊地が仕掛けりゃ、隣の⑤石野に展開が向いて来るんでセットの④⑤は買っておかないといけない舟券！
あとは逆転含みの相手で③太田は買いたい！チャレンジカップを勝つのが当たり前！って感じで冷静に獲っていった、あの図太さは天晴れだ！モーターも初日からイジるところもないくらい出来上がってる！

3連単
④→⑤③→全が本線

.2連単
④→①②⑥
①③→④は押さえで！


年内のコラム予定

・28日ボートレース住之江
(クイーンズクライマックストライアル初日)
・29日大井競馬
(東京大賞典)
・30日岸和田競輪
(KEIRINグランプリ)
・31日川口オート
(スーパースター王座決定戦)