「目標不発でも飯嶋が突き抜けちゃう車券」が一時マイ・ブームだったことや、絶対の自信はないものの、「飯嶋ブレークは立川競輪の完全優勝からだった」という記憶を持つ、と前回当欄で記した。昨日終幕した立川F1の飯嶋則之の成績は一着二着二着。初日は目標の選手とのワンスリー決着、準決は目標一着のワンツー決着、決勝も前とのワンツー(本線の三番手四番手ではあるが)という結果で、初日の二車単以外は「法則外」ゆえ実入りは薄かった(肝心の初日を「見」というていたらくでは仕方なしだが……)。
ギャンブルは『型』をつくってはいけない――あれほど競輪が好きだったのにこの業界を去ったKの言葉だ。
最近よく、心ならずもこの世界を辞めていった競輪の猛者たちのことが想い出される。
すっかり秋めいた夕刻、珈琲をもう一杯飲みたい気分だ――。
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