競輪にはブロックという技がある。

後ろから来る選手を外側に張って止めるものなのだが、必要なブロックと不必要なブロックがあると思う。

【9/9 広島 8R Ａ級準決勝！】

⑤③⑧ ④②⑦ ⑨① ⑥ の並びで、⑤番の先行を④番が捲る展開だったのだが、

③番選手が捲って来る④番のラインを止めようとバックストレートでブロック！

しかし、④番のスピードが良くブロックは④番の後ろの②番選手に当たってしまう。

競輪選手に聞いた事があるのだがスピードが違う選手同士がぶつかると落車を招く事が多々あるらしい。

まさに！それだ！

②番選手と、その真後ろを走っていたの⑦番選手が落車してしまう。

当事者の③番選手も大きくスピードダウンして失速。

果たして③番選手は明らかにスピードの違うライン（選手）を止めに行く必要があったのか？

切替含み？いやいや、そんなレベルの競走ではなかったと思う。

止めには行ったがスピードが違ってスカされて、目測を誤ってという感じに私には見えた。

②番選手はＳ級からの降格組とはいえ、調子は良かった。

この落車で左鎖骨を骨折してしまったらしく、とても残念である。

②番選手の年齢からしても復帰には時間を要するであろう。

③番選手は押上で失格を取られ、お帰りとなった訳だが、自分の失格より落車した②番選手の容態を気にしながら、肩を落として帰宅の路へついたらしい。

私も②＝④という車券で勝負をしていた為に大損を喰らった。

選手も車券購入者も落車は痛いのだ！

これこそが不要なブロックではなかったのか？

※写真は②番選手のtwitterより拝借を致しました。