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競輪という競技を知悉する松浦悠士~川崎記念競輪後記

2022/04/17 18:32 閲覧数(493)
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 小森貴大-東口善朋が吉田拓矢-恩田淳平を押さえた時、小森ラインを追っ掛けた松浦悠士は中バンクで迷う?郡司浩平を挟む様にスピードを緩め、三番手外併走を選んだ。小森-東口の後ろを吉田と競る、と云う松浦の判断には唸らされた。格下の一番弱い自力(失礼容赦)、しかも押さえ先行気味の小森に、あっても遅い捲りがいいとこの東口なら、三番手外でも大丈夫。厄介な吉田を内に封じ込める事も出来る。競輪という競技を知悉している松浦ならではの運行は秀逸であった。
 郡司と松浦の一着同着という劇的な幕切れは、緻密な競輪が生んだ精緻な結果なのかも知れない。
 昨日の当欄の予想で郡司と松浦の通算勝利数に触れたが、両者優勝で郡司は303勝、松浦が302勝となり差はそのまま。三着に東口かぁ。今さらこんな事を述べるのはさもしいけど、昨日、ほんの一瞬、勝星の数なら東口だよなぁ、四百勝も見えて来たし……と頭に浮かんだ。が、小森の後ろじゃスピードの違う捲りに素通りされるのが落ちだ。と簡単に片付けてしまったのが……矢っ張り女々しいわ。聞かなかった事にして下さい。

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