南関が描いた絵図どおりになった。
道場晃規が別線に息もつかせない突っぱり先行。終始一本棒だ。最終二角すぎから岩本俊介-岡村潤-萩原孝之が番手から出る。三着は萩原と吉田拓矢が入れ替わったものの、別線は為す術なしの態であった。
犠牲役を担った道場が大差の九着なのはあたりまえとして、八着に吉田マークの雨谷一樹とは、買った自分が情けない。必死にスタートを取りにいった時に脚をつかっちゃったのかしら?
「花と海といで湯賞」のコピーどおり、花と海といで湯のような競輪だった。と記せば、ふて腐れているようにとられそうだ。感じ悪い、とも言われそうだが、やや異なる。
やっぱり、そうなったか。苦笑いしながら、つぶやいてみる。
余談だが、「やっぱりそうなったか」は、六十六年生きてきて、いろんな人に言った。いろんな人に言われた。仕事のこと。恋愛のこと。病気のこと。結婚のこと。離婚のこと。帰郷のこと。金のこと。事故のこと。
うん、競輪ごときに、「やっぱりそうなったか」をつかうのはやめよう。
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