十数年まえくらいまではよく、『車窓から』を見るともなく見ていた記憶があるが、最近はとんとお目にかからない、と思っていたら数日前偶然流れていた。きっと番組はずっとつづいているのだろう。私がその時間帯にテレビにむかわなくなっただけのことだ。
「車窓から」は、外国のローカル線(とは限らないかもしれないけど)に乗り、一区間の車窓の景色に一曲の音楽が乗せられる、約五分尺の番組である。むかし、某先輩が「車窓から」をまとめたビデオだかDVDを買い求めたが、まとめて見ると飽きてしまう、ありゃ毎日五分ずつ見るからいいんだな。と、いっていたのを思いだした。
車窓から~。今日の準決から~。
第十レース。清水裕友はすっかり往時の清水だなと思う。どのみち番手捲り展開だったとしても、番手から出るタイミングが絶妙、早くもなく、ちょっと遅いかなと思わせながらジャスト併せる。これが清水の真骨頂だ。坂井洋は描いた絵図どおりの競輪が出来た。深谷知広は一番苦しい(目標にした松井宏佑が叩けず、浮いている状態の外を踏む)、力任せの三着、しかも薄氷のタイヤ差だった。
第十一レース。三人の落車と、その落車のあおりで数人が圏外となり、大半の人の車券はほぼ「紙屑」と化した。窓場千加瀬-古性優作、追いつきそうもない三番手に河端朋之で、四角を回る。よし、古性、これなら残せるぞ! 無理むり(じゃないかもしれないけど)古性から窓場の残りを買っていた人から声が出る? が、残すどころか、抜いていない。これだから競輪はむずかしい。やっかいだ。だけど、表裏持ってて、どうせならガマン! 窓場のガマン一本の人だっていることだろうから、やっぱり競輪がすたれることはないな、と思ったりもする。
十二レース。そう、そう。これ、これ。これが北井佑季よ。うん、うん、やっぱり綿本雄太だ。うなずきながら独語をはいて、ある意味お好みの車券ともいえる車券、千五百円もつけた二車単を買っていない。
【ウィナーズカップ決勝戦】一、古性優作と窓場千加瀬は同期生だったんだ。今ごろ気づいた。窓場が引っぱって脇本雄太-古性の番手捲り、というより長い距離覚悟の二段駆けになるだろうから、古性の差しは五分以上。二、捨て身の選手とは誰もがやりあいたくないものだが、北井佑季のハートは別物だろう。かならず来る。窓場より強い。その時、窓場は駄目もとで、というか後ろのために深谷知広にあたりにいく。できる・できないは別にして、簡単には下げられない。S班二人に任されているのだから。窓場の必死さが展開を一変させる。事もなくはない? 三、一の展開でも二の画でも、清水裕友のセンスなら対応すると思う。いい車番ももらった。三、伊藤颯馬も坂井洋も準決で上手くいきすぎた? 長らく河端朋之から車券を買った記憶がない。結、②⑦と⑦②の二車単を買います。
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