伏見俊昭はピカピカにかがやくスターだった。
一方の私は競輪記者の端くれの端くれだったから、伏見を囲む沢山の記者達のいちばん外で遠巻きに話を聞いている事が多かった。
「いきものがかり」のチケットが取れたので、この開催(特別競輪だったはずだが何時の何処の競輪場かは失念した)が終わったら見に行く予定です、と伏見が懇意の記者にしゃべっているのを私が小耳に挟んだのか、記者仲間から私が伝え聞いた事なのかははっきりしないけれど、伏見の言葉で聞いた様な記憶があるから、前者だろうと思ってはいる。
伏見俊昭氏の訃報に悲しみを禁じ得ない。
追悼の文章を記すなら、氏の数々の業績に触れるのが筋だという事は重々承知するも、あまりの急逝に、頭の中が定まらず、いきものがかりの一場だけが強く蘇るものだから、申しわけありません。故人のファンは私の周りにも沢山いることだし、そんな仲間内で、競輪選手、伏見の華を語り合えれば、それが一番いいのかもしれない。
合掌。
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