最近はコラムで手一杯、買わなかったレースなどは「復習」もなかなかできずにいる。

先日終了した京王閣の「日韓対抗戦」決勝の映像を先ほどようやく見たがこれは驚いた。

ウォン・シンジェ→リュ・ジョエル→キム・ミンチョル→ファン・スンホの並びで韓国勢が４車結束、脇本雄太の巻き返しに併せてリュが飛び出し、さらにはエース格のキムが「三段駆け」で日本勢を撃破した。

日本勢は単騎戦になった佐藤友和が②着、上位独占こそ免れたが韓国勢の作戦が見事に決まって圧勝と言っていいだろう。

キムは昨年韓国ルールでも優勝し今年は日本ルールでも優勝、文句のつけようがない。

「打倒日本」で結束した韓国勢に対して日本勢は「いつも通り」、これでは結果は見えていた。

２年前に伊東で初めて対抗戦が行われた時には日本勢の楽勝、昨年は韓国で行われてルールの違いに苦しんだが今回は再び日本のルールなのだから負けてはいけないところである。

韓国勢があのようなレースをするのは明らか、なぜ日本勢も結束して抵抗できなかったのか。

あの伊東からたった２年で追いつかれてどうするのか、なんとしても負けられないという気持ちが足りなかったように思う。

伊東ではルールの違いに苦しんだ韓国勢だが、今回はよく研究してきたようだし何よりも日本のルールでも勝ちたいという気持ちで上回っていた。

伊東ではほとんどレースにならなかったのが２年でこの進歩、敵ながら見事である。

韓国ルールで日本勢が勝つのは残念ながら難しそうだが、少なくとも次回日本で行う時には日本勢も心してかかる必要があるだろう。

01/30
広島11RＳ級決勝
[枠車 名 期県]
1①池田　良　 91広▲
2②芦澤　大輔 90茨
3③山崎　芳仁 88島◎
4④溪　飛雄馬 86媛
4⑤鈴木　裕　 92千△
5⑥樫山　恭柄 92福
5⑦竹内　雄作 99岐○
6⑧宿口　陽一 91埼
6⑨小原　太樹 95神

並び
⑥ ③４ ⑧２ ⑦１ ⑨５

実績は飛び抜けている③山崎、何も悪くないのにギア規制によってせっかくモノにした武器を取り上げられてしまったのは気の毒としか言いようがない。

ぜひ復活してほしい選手、ギア規制など関係ないと言ってほしい。

ここは超細切れ、一本棒になる心配もなく山崎が捲りで締める。

相手は力で⑦竹内、番手を回る地元①池田も絡めたい。

あとは⑤鈴木も番手戦で一考。

三連単
③→①⑤⑦→①⑤⑥⑦