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これだから分からない。が、これだから面白い。

2022/04/24 22:08 閲覧数(672)
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 小一時間前、四日市FⅠナイターのS級決勝戦が終了した。
 毎日「負けない捲り」の太田竜馬に人気は被っていた。
 むろん今回だけではない。直前の別府FⅠもピンピンピン、前々回の玉野GⅢは準決こそ失敗したが二勝を挙げた。更に昇り宇都宮GⅡ、二着一着三着の優参から最後は松浦悠士-清水裕友をガンガン引っ張っている。もう一つ昇った取手GⅠでは二次予選・準決をピンピン、この決勝でも松浦の前で思いっ切り風を切った。
 格上には頼りになる機関車役(むろん只の先導役ではないが)、己の本命戦ではしっかり一着固執。この「めりはり」が太田の強さを際だたせる、光らせる。
 初日、後ろは同期の佐々木豪だし早めに行っちゃうのもあるのかな? なかった。
 準決、番手に徳島-徳島の北村信明なら面倒見ちゃうのかしら? 自分だけ届く捲りだった。
 あぁ、やっぱりFⅠは黙って勝つ競輪ね。
 と、思わせておいて(勝手に此方が思い込んでいるだけだが)、今晩の決勝は赤板から上昇の打鐘先行! 番手の佐々木豪に大楽展開となり太田は五着まで沈んでしまった。本命戦の場合は捲りで勝ちにゆく太田。それが頭にすり込まれているせいだろう、佐々木から太田の居ない車券は大きな配当となった。
 これだから太田は、否、競輪は分からない。が、これだから競輪は面白い。
 私物「競輪閻魔帳」の隅っこに「太田竜馬、雨、ナイター、同期」と記しておこう、念のため。
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