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大きなアドバンテージ~静岡記念競輪初日

2023/02/09 20:53 閲覧数(283)
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 郡司浩平から深谷知広じゃない二車単を四点買っていたわたしを文字どおりぎゃふんと言わせた、初日の深谷と郡司の競輪であった。深谷は、清水裕友の早めの突っ張りを許さない、三番手捲りを許さない、新山響平のカマシを許さない。郡司は、捲りから番手競りに転じた清水の粗っぽい体当たりに動じない。
 三本引っかけた深谷の逃げを郡司が八分の一輪抜いてのワンツー、しかも既述の展開を凌いでの結果であるから、「こりゃ敵わん」ライバル達の嘆きが聞こえてきそうだ。は、あくまで私感だけど、この一戦で深谷と郡司が得たアドバンテージはけっこう大きいと言えよう。
 附記――。昨日の競輪でこういうのがあった。C-Dの支線が正攻法で、A-Bの本線がカマシを打つ、と隊列がA-C-B-Dと一変した。要約するとAは不本意な裸逃げに、Cは意図していたかどうかは別にして絶好に、BとDは目標にはぐれる失態である(Bはマーク型でDは自力型脚質だ)。こりゃいかんとDが踏み上げる。おっ位置を取り戻しに行くのかと思わせたのは一瞬で、思いっきり捲ってしまった。もう残り半周での話だからDから買っている人はよしよしだろうけど、CとDのコンビ車券を買っている人にはせつない競輪となった。あれを見せられた翌日に観た深谷-郡司の「いーいドラマ」だったから、余計からだに染み渡った。
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