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肝が据わる人、窓場千加瀬~向日町記念決勝観戦記

2024/09/08 17:27 閲覧数(202)
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 あぁ、清水は逃げる気だな。
 脇本雄太にフタをしている清水裕友を見ながら考えていた。
 こういう、逃げそうな人はいるけど絶対に逃げる人がいない番組で、清水が他地区の選手(松岡貴久とは山口-熊本だからまるっきり筋違いというわけではないけど)を引き連れ先行する図を、一度ならず見ている。
 窓場千加瀬は堂々と己の競輪をやった。
 特別競輪の大舞台でも、あの古性優作に任されても、主武器の捲りにこだわった窓場だ。ここで捲りに構えるのになんら不思議もない。肝の据わった窓場の競輪に拍手を送りたい。
 それなのに私ときたら、窓場より山田久徳の方、更に山田よりその後ろ大森慶一のオッズを見ながらの皮算用、みっともないことこの上ない。
 有言実行の近畿ガチンコ勝負を「熱演」した脇本雄太と窓場千加瀬はスターで、まるきり窓場の扱いを違え、ぜんぜん読めていない私はダストだった。


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