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戦い終えて・・・山陽&伊勢崎完全リレーを振り返る

2014/08/18 21:11 閲覧数(583)
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皆様、こんばんは。
水曜まで夏休みを頂いておりますので、ここらで土日の振り返りコラムを。

昼間の山陽~夜の伊勢崎、1日全22レース・・・2日で計44レース、余すことなく勝負をし、そして最後まで打ち切りました。
朝の10時半から夜の20時半まで、1日10時間、2日で計20時間の長い戦い。気分はフルマラソンをしているかのよう。
いよいよゴールが見えてきたという頃には、「それが大事」「負けないで」、そして「サライ」が脳内再生され、「もうすぐ武道館です!」という、徳光さんのアナウンスも聞こえたり聞こえなかったり。何か違いますか、そうですか。

車券の成績に関しては、土曜は既報の通りプラス回収、そして日曜は午前中からプラス展開で始まり、これは連勝もいけるか?と思った昼過ぎから少しずつ下がり始め、伊勢崎の部に入ってからは急降下。某遊園地のFUJIYAMAもビックリの角度で、プラマイゼロのラインも一気に突き破り、やはり良い事は続かないもので・・・。

そして、何とか一発逆転を狙って臨む通算44レース目は、G1・ムーンライトチャンピオンカップ優勝戦。自分の狙いは試走1番時計の⑦田中茂、そして試走若干見劣りも、カマシが決まれば一気に突き抜けそうな⑧高橋貢。これらをアタマに、相手は強心臓が魅力の⑤佐藤貴、さらには0線からの逃げ魅力の①武藤博。

しかし、レースは、少なくとも自分にとっては意外な展開になりました。0線・①武藤博の逃げはあっさり捕まり、一番厳しいと思っていた②松尾隆が逃げる展開。これを追うのが好発決めていた④岩崎亮、そして⑧高橋貢。しかし追撃する⑦田中茂に屈し車券圏外へ。そして前では④岩崎亮が②松尾隆を捌いて先頭へ、これを追走する⑦田中茂は、2番手に浮上後、最終回1角で「行くしかない」という渾身の突っ込み。しかしこれは2角で膨らみ、冷静に見ていた④岩崎亮が再度差し込んでチェックメイト。再チャレンジを最後まで抑え切り、デビュー18年にして念願のG1初制覇を達成しました。

結果的には、大波乱での決着。中盤の展開では、⑧-⑦-④になってくれるかな(この目だけは持っていた)という期待も、なかなか攻めきれない、もどかしい思いに・・・しかしながら、終わってみれば、まぁこれを取るのは自分には無理だ、どこまで行っても・・・という事で、悔しいという気持ちはどこへやら、レース後に上がる花火を金網越しに望みながら、「まぁいいや、しかし良いレース見れたな・・・」と、なぜか爽快な気持ちになっていました。

特に、前夜のインタビュー等では、良走路では余り自信の無いコメントを残していた②松尾隆、しかし内に秘める思いは相当なものだったのでしょう。兄・松尾啓の協力も仰ぎつつ、整備や練習を通して、とにかくやれる事をやろう、勝つために・・・という執念を感じました。ただインタビューの印象だけを見て、「あ、これは要らんか」とあっさり片付けてしまった自分に、まるで鉄槌を打ちつけるかの如き渾身の3着。3連単29万の立役者・・・。そりゃそうだよ、G1の優勝戦だもん。確かに前日時点で、良走路で一番分が悪かったのは彼だったでしょうが、そんな簡単に白旗上げるわけがない。それを見抜けなかった時点で、白旗上げるべきは私の方だったのです。

もちろん、⑦田中茂も、序盤の展開が厳しい中で立て直し、何とか2着に持ってきた事、そしてこれも執念を感じさせる最終1角。冷静に見れば、「さすがにあの角度では」という事になるのでしょうが、それはあくまでも結果。オートレースの歴史を紐解いても、過去に何度も「これぞ渾身の突っ込み」という場面がありました。結果次のコーナーの立ち上がりまでに内を掬われてしまうのですが、ファンにとっては、それ自体が熱い戦いとして脳裏に刻まれるのです。そして、その突っ込みが爆撃砲(=相手を落車に巻き込む)にならず、また捌かれた方も冷静に対応できる、という、これこそが一流の証。トップレベルの選手同士のバトルは、負の感情を持ち込む余地を与えず、見ている者を熱くさせるのだと思います。

そして、その最後の抵抗を冷静に食い止め、見事自身初のG1制覇を決めた④岩崎亮。表彰式でも、純朴かつ飾らない感じは普段通りでしたが、この勝利はきっと自信に繋がっていくと思います。永井大、有吉をはじめ、近年オート界をリードする存在になっている25期にあって、常に一線級に在りながらなかなか記念を取れなかった中、千載一遇のチャンスをキッチリ掴み、G1ウィナーの称号を勝ち取ったこの事実は、本人にとってのターニングポイントにもなるでしょうし、我々にとってもイメージを変えていかなければならない、1つのきっかけになったと思います。

最後にもう1つ。
「あぁ、今日はこのまま終わっちゃうのかな・・・何か結局いつもの感じだな・・・」
この日も取れそうで取れない、特に青島正がアタマのレースはかなり自信があり、浅香の3着狙いもバッチリ、なのに2着の森村を敢えて飛ばしてしまいマンシュウを取り逃すという、何やってんだか、いつもの悪いクセが出てるなぁ・・・などと、実はもうかなり凹んでいた優勝戦前だったのですが、発走前のファンファーレが鳴り響いた後、どこからか湧き上がる拍手、それが波及効果でスタンド全体に広がり、拍手の嵐に・・・そして各々、自身が期待を賭ける選手の名前を叫び、大時計が回り始めた時には、もうすっかりテンションが上がり、スタート直前の各車のエキゾーストに呼応するように、目の前のレースに熱くなっている自分が居ました。

これがオートレース、この興奮は祭りの如し。
ずっと、いつまでも、肌で感じていたいのです。

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