皆様、新年明けましておめでとうございます。

当Gambooコラムにて毎日更新の、Kazzのオートレースコラム。
今年も年中無休を目標に邁進したいと思いますので、変わらぬご愛顧を、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

1/1(火・祝)、今日のオートレースは、非開催日となっています。
（次開催は、1/2(水)開幕となる、川口・浜松の普通開催です。）

今日は小休止という感じにはなりますが、コラムの方は連日何らかのネタにて更新していきたいと考えております。

という事で今日は、昨日の振り返りをやっておきましょう。

---昨日の振り返り---

（印は良走路想定）

[2018.12.31]　川口
スーパースターフェスタ・最終日
【12Ｒ】SS王座決定戦　　5100m（10周）

１着　◎①永井大介　（川）
２着　△⑤高橋　貢　（伊）
３着　▲⑧鈴木圭一郎（浜）

４着　○③青山周平　（伊）
６着　注④木村武之　（浜）

３単：①⑤⑧　 2,520円　　ハズレ

＜自賛の弁／反省の弁＞
本命の①永井大に関しては、スタートからゴールまで10周回、期待通りの完璧な走り。トップスタートから終始③青山周以下の猛攻を押さえての逃走劇でした。やはり、中枠では先行できない可能性を踏まえての、満を持しての「１枠」選択であったと思います。これに関しては全く文句無し、これぞ横綱相撲という感じでした。それでもSG制覇は2015年の日本選手権以来、３年ぶり。初のSG制覇となった2008年のグランプリ以降、８年連続でSGを制していましたが、ここ３年は、青山周や鈴木圭といった新勢力の台頭も有り、苦難の連続であったと思います。その中で掴んだ久しぶりのSG制覇は、今後の弾みとなったはずです。心からその快挙を祝したいと思います。
その後方、２番手以降が白熱した争いとなりました。スタート争いの読みとしてはほぼ完璧で、①永井大に続いたのが③青山周、④木村武、そして⑧鈴木圭と、印上位の車が凌ぎを削る展開に。レース中盤は、④木村武が仕掛ける展開、一旦は③青山周の内を突いて２番手も流れて再度交わされ、その後は⑧鈴木圭との争い、９周２角で⑧鈴木圭が内を突いた時に④木村武を引っ掛け、これで④木村武が流れて後退、その２車のやり合いの間隙を突いた⑤高橋貢が３番手に浮上、これで①－③－⑤－⑧の展開に。更に10周３角では、２番手の③青山周の内をやや強引に突いた⑤高橋貢が③青山周をやや飛ばしたような格好となり、その空いた内を突いた⑧鈴木圭が浮上、直線で２番手争いに持ち込むも、写真判定の結果ギリギリ凌いだ⑤高橋貢が２着、⑧鈴木圭が３着となり、⑤高橋貢を３着までの連下に置いていた分、前予想および実車券においてもハズレの結果となってしまいました。道中の１－３－４でも、１－３－８でも、１－３－５でも、更には１－８－５でも的中であっただけに、スルリと抜けてしまった１－５－８が無かったのは惜しい結果となってしまいました。

ただ、白熱した争いの結果とは言え、解せない事も有りました。それは、上述の展開の中、９周２角の「⑧鈴木圭が内を突いた時に④木村武を引っ掛け、これで④木村武が流れて後退」した部分と、10周３角の「２番手の③青山周の内をやや強引に突いた⑤高橋貢が③青山周をやや飛ばしたような格好となり、その空いた内を突いた⑧鈴木圭が浮上」した部分。これら２ヶ所の事案は、内側からの攻めに拠る接触・押圧の疑いの上、それによって順位が変わっているだけに、少なくとも「審議」にはかけられなければならない事案だと思うのですが・・・結果的には審議にもならず、２・３着の「写真判定中」のみが表示されている状況。その後写真判定の結果で着順確定、但し⑧鈴木圭の方には競走戒告、という、通常ではお目に懸かれない結果に。今一度規則を確認してみようかと思うのですが、競走戒告が出る事案となれば、その軽重を問わず、少なくとも「審議」にはかけられるべきレベルだと思うのですが・・・特に⑧鈴木圭に関しては、リプレイを見ても、明らかに④木村武に対して接触・押圧によって飛ばしているように見え、通常のレースであれば反妨を取られてもおかしくないような事案です（百歩譲って、セーフにしてもアウトにしても、まず少なくとも「審議」には掛けられるべき事案であるはずです）。また、そのレベルまでいかないにしても、⑤高橋貢の10周３角の事案も同様に、飛ばされた③青山周の順位が変わっている以上、少なくとも「審議」にはかけられるべき事案と考えていますが・・・。
これ、2018年掉尾を飾る激戦に水を差してしまうようで大変申し訳ないのですが、もし・・・これは少々穿った見方をしてしまうと、⑧鈴木圭にしても⑤高橋貢にしても、審議となれば共に「着内審議」、さらには２・３着の「写真判定」も加わり、例えば着内審議２件ともなると時間が掛かっていろいろ後の進行やら警備等の時間的制約に差支えが・・・というような理由で、そのような処置が取られたとすると、これは危惧すべき事態であるように思います。何か別の、正当な理由があったのであれば良いのですが・・・ただ、やはり、あれほどの不利があった状況で、審議にもならないというのは解せないところであり、その理由と、それがもし、万が一ですけど、私の「穿った見方」の通りであったとしたならば、諸々の改善が必要であると考えます（ルールの明確化、発走時間の前倒し、または制限時間設定の後ろ倒し（審議等の時間も踏まえた余裕のある時間設定）等、どの方向からでも検討すべき事はあるはずです）。

とにかく、レースそのものは、まさに頂上決戦という言葉がピッタリの、2018年の締め括りに相応しい白熱した王座戦になったと思います。その事については、異論の余地はございません。
それだけに・・・今回の件に限りませんが、どうも不透明に感じられる「審議／反則となる条件の明確化と一般化（全場共通の判定基準）」を検討頂き、我々ファンが納得するような結果を得られるよう、改善を進めて頂きたいと考えています。

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それでは、また明日、お目にかかります。