堂々の前受けと堂々七番手の対決となった。
圧巻のスピードでぶっ叩いた脇本雄太、それでも突っ張る新田祐大、数秒番手を放した古性優作が鬼のように外から脇本マークを奪い返す。深谷知広も眞杉匠もまるで目立たなかった。三着四着の守澤太志-山崎芳仁もただの傍観者に見えてしまう(失礼な感想ご寛恕を)。脇本と古性と新田――まさに「三人の世界」だった。
昨年末のグランプリも脇本雄太と古性優作で一番人気、年が明け両者の走り初めとなる和歌山記念も脇本-古性で一番人気だった。手が付けられない最強タッグが存する競輪は、最強そのものを買おうと、裏を買おうと、他派を買おうと、車券のボルテージが上がること請け合いで、我も我もと参加者は集う、興行は盛り上がる。
駒が揃えば、放って置いても、い~いドラマを見させてもらえる、ということだ。
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